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2022年01月10日

国内最大級風力発電所 ノルウェー大手計画

北海道沖に国内最大級風力発電所 ノルウェー大手計画 出力は泊原発の2倍

1/1(土) 6:06配信 北海道新聞

風車浮かべる「浮体式」4海域に
javascript:void(0)エクイノールが浮体式洋上風力発電を計画する北海道日本海側の4海域

 ノルウェーのエネルギー開発大手「エクイノール」が日本海側の後志、檜山管内沖など4海域で、出力計400万キロワットの洋上風力発電所の建設を計画していることが分かった。風車を海に浮かべる「浮体(ふたい)式」という最先端技術を採用し、沿岸漁業への影響や騒音被害などを抑えられるよう、できるだけ沖合に設ける方針。実現すれば国内最大級の規模で、北海道電力泊原発(後志管内泊村)全3基の総出力(207万キロワット)の約2倍に当たる電源が整備されることになる。

 道内周辺の海域では、2019年から100万キロワット級の洋上風力計画が石狩湾沖などで相次いでいる。エクイノールの計画が加われば、洋上風力による電力供給基地として、北海道の存在感が増しそうだ。

 同社が検討するのは「岩宇(がんう)(後志管内岩内町、共和町、泊村、神恵内村)及び南後志地区沖」「島牧沖」「檜山沖」「松前沖」の4海域。1海域に100万キロワットずつの整備を検討しており、30年代の早い時期の運転開始を目指す。いずれも、国が洋上風力を優先整備する「促進区域」の指定に向けた「準備区域」に選ばれた海域。同社は地元自治体や漁業関係者らと交渉を始めている。

 浮体式の利点は、水深60メートル未満の海底に風車を固定する「着床式」より深い海域に設置できるため、岸から数キロに設置する着床式より沖合での発電が可能になることだ。同社は「浮体式なら陸地から10~15キロ沖、水深500メートルでも設置できる」と説明。漁業関係者との調整や、風車の騒音や低周波音などを懸念する住民の理解を得るための活動をより円滑に進めることが期待できる。沖合に行くほど風は強くなるため、発電コストも抑えられる。

 国は道内の送電線容量不足解消のため、道内と関東を結ぶ海底送電ケーブルの一部を30年までに新設する方針。道内の洋上風力で生み出した電力を本州に送るためで、ケーブル敷設が順調に進めば、エクイノールの計画の後押しになる。総事業費は未定。

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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:24Comments(0)環境・自然