さぽろぐ

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2007年03月10日

生きる基盤の確立

 上ノ国町は
 基幹産業である農業振興を図るため
 管内でも一番遅れている
 基盤整備事業を大規模に進め
 農業の担い手である認定農業者の
 経営の確立を図るべく事業計画の
 予算を新年度に計上したところである。

 12日からの予算審査特別委員会で
 事業計画等について審議されることになる。

 事業計画を推進するため
 関係地権者からの承諾を大多数から得て
 実施計画に向けて上級機関へ
 事業申請をし予算を獲得したいま
 一部関係者から事業への不参加の表明がなされ
 事業規模の大幅な変更を
 検討しなければならない状況になりつつある。

 上ノ国町農業にとって
 同事業が計画通りに推進されなければ
 今後の農業経営確立において
 新たな振興事業の導入は
 大変厳しい状況に発展していくことが予想される。

 受益農業者の事業費の一部負担は当然のことである。
 同事業の推進は農家受益者だけの税金で
 実施できるものではないことを認識していなければならない。

 国の農業施策が
 担い手認定農業者等を中心とした農政の転換が図られた今
 その認定農業者の一部が一部負担金があるとして
 生産基盤整備地区の農地の買い受を進める動きをしている。

 国の農政が農業者に不透明なところはあるので
 借金をしてまで基盤整備はできないとすることも理解できるが
 自ら農業で生きていこうと
 認定農業者になったのではないだろうか。

 その農業者がいま
 逆転の動きにあることは大変残念なことであり
 町基幹産業の新たな発展のためにも
 農業で生きようとする仲間や町・関係機関が最前の理解と協力を得る
 行動を起さなければならないと思う。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 23:55Comments(0)議員活動