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2007年03月18日

ブナ林過剰伐採・十勝自然保護協会

十勝自然保護協会HPより
北海道・ブナ林過剰伐採 林野庁職員を告発2007/03/14
 札幌市の市川守弘弁護士をはじめとする北海道内外の弁護士および自然保護団体関係者らが3月13日、上ノ国町のブナの天然林で違法な伐採が行われたとして、当該国有林を管理する檜山森林管理署の金澤猛署長ら職員3人を森林法違反容疑で函館地検に告発しました。


伐採によってスカスカになったブナ林

 北海道のブナ林は日本のブナの北限にあたり、生物地理学的にも貴重な森林です。北海道自然保護協会はこのような天然林の伐採に危惧を抱き、2005年秋に上ノ国町の現地を調査した後、06年1月に北海道森林管理局長と檜山森林管理署長に合同調査を申し入れていました。


丸太の積まれた土場。保安林を伐採するにあたり知事から許可を得た面積よりはるかに大きい

 合同調査は06年5月に実施されました。現場で森林管理署職員は「疑われるようなことはしていない」と説明したのですが、帰りがけに北海道自然保護協会のメンバーが規定範囲を越えて伐採しているのを発見しました。


伐採現場の作業道。これも許可を得た幅員より広い

 これを発端に、市川守弘弁護士らが情報開示や現地調査を行うとともに、檜山森林管理署と北海道森林管理局によって現地調査が行われました。これらの調査結果から、檜山森林管理署は883本を伐採する事業を業者に委託したが、実際には204本以上過剰に伐採され、それらが行方不明になっていることなどが分かり、告発の準備が進められていました。

 告発状によると、被告発人らは氏名不詳の者と共謀して、平成17年9月から10月にかけて

(1)上ノ国町の土砂流出防備保安林に指定されている国有林およびそれに隣接する道有林において、立木204本以上を何らの権限もなく、氏名不詳の者をして伐採させた上搬出させ、産物を窃取した(森林法197条、198条)。
(2)土砂流出防備保安林で北海道知事に届出た以上の間伐を行った(森林法207条5号、同34条の3第1項)。
(3)土砂流出防備保安林で、北海道知事の許可以上の面積の集材路を建設、また許可以上の面積の土場3箇所を造成し、無許可で土地の形状を変更させた(森林法206条4号、同34条2項)。

──としています。

 また、告発状では、北海道森林管理局は越境伐採について、収穫調査を実施した際に境界を誤認したことによる過失であり、故意ではないと主張しているが、被告発人らは収穫調査においてはベテランであるうえ、地形からも境界は明瞭で、森林管理局の言い訳は到底あり得ない、としています。

 告発状を提出した市川弁護士は「国民の財産である国有林を根絶やしにするように全国で大規模に違法伐採している林野庁の責任を糾していきたい」と話しています。

 森林法違反では、05年9月に、秋田県上小阿仁村の国有林で秋田スギ53本を伐採したとして、住民が森林法違反で伐採を行った業者の現場責任者を告発し、罰金30万円の略式命令が出されています。この違法伐採の際も、東北森林管理局は「伐採する尾根を一本間違えたミス」としていました。

 森林管理者と業界の癒着はかねて指摘されていましたが、人目につかない山の中で行われている違法伐採については、なかなか実態が把握できないのが現状です。今回の告発の行方が注目されます。

(松田まゆみ) 十勝自然保護協会HP記載松田まゆみさんの記事を転載させていただきました。

関連記事:
北海道上ノ国町のブナ天然林で越境伐採
相次いで発覚した北海道の違法伐採


この過剰伐採には上ノ国町内の造材事業者が大きく関わっていることが疑われています。
(尾田孝人追記)  
Posted by おだっちの菜の花油 at 22:12Comments(0)

2007年03月18日

励ます集い

 今日は住民のみなさんが多数あつまって
 どんなことがあっても
 尾田さんは再度町政で頑張ってほしいと
 「励ます集い」を開いていただいた。

 集まったみなさんは
 今のままの議会では町がダメになってしまう
 議員が力を合わせて
 住民が安心して暮らせる町をどう作っていくのか
 話し合ってほしい。

 その結果を住民に知らせ
 また住民の声や意見を聞く議会になってほしい
 との意見がだされた。

 また、いまの上ノ国町にどんな行き詰まった問題があり
 議会がどう解決しようとして各議員が議論をしているのか
 などもどんどん集会を開いて情報を公表してもらいたい。

 議論がなければ進歩がないと思うが
 何故議員は議論をしないのか
 議論ができない何かがあるのか住民には分からない
 との声もでた。

尾田議員は
 議員・議会の責務と責任についてや町政課題の
 基幹産業である農業、漁業の問題点や課題
 今後の振興策について。

 重要文化財等の歴史遺産を活かし
 滞在型交流人口の誘致で外貨を稼ぐ上ノ国にしなければならない。
 等の事を訴えた。
 また全力をあげて議会報告だ。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 20:14Comments(0)議員活動

2007年03月18日

金が転がっている

 3月定例会の議会報告に行く

 公共工事が少なく会社は入札に参加しても
 落札をなかなかできないと言うので
 仕事がなくて大変です
 なんとかできないものかと聞かれる。

 また町外から上ノ国に来た住民の方は
 上ノ国町に来て驚いた
 町中にお金になる物が転がっているが
 お金にしようとするアイデアがない
 何でなのだろうと言う。

 先祖代々町に住み着いている住民は
 自分の町を見る角度を変えて
 見てみようとすることを考えてもいない
 だから足下をもう一度見直してみると言う
 思いにもならないのだ。

 海岸に行くと寄木の小枝がが沢山流れ着いている
 天の川から流れ出た
 きれいな小石が砂浜をなしている
 これをお金にしようと考えていないと
 町外から上ノ国に住んだ人は言う。

 流れ着いた小枝を土鉢の瓶に差し込んだだけでも
 インテリアとして飾る製品が生まれる
 天の川の小石も小鉢に入れて並べると
 これも商品の一品となる
 高齢者でも子どもでもつくれるインテリア製品なのだ。

 高齢者が昔つくって履いていた
 稲わらでつくった「ふか靴」やわら草履
 トウモロコシの皮でつくった草履は
 足に柔らかい感触で履き心地が大変良い。

 これらも民芸品として
 また台所で履くスリッパにかわれる
 履き物の草履として使用すると
 健康にも良い製品である。

 小さい物づくりでも
 多くの人がつくり出すと
 商品として売り出していくことができるのだ。

 こんな目線で足下を見つめると
 まだまだ沢山のお金を生み出せる物が
 転がっていることに気づき
 物を作り出す喜びが大きいほど
 大きなお金になっていくのである。

 まちづくりは
 この様な小さなとりくみから発展していくことに
 自信を持つことがいま
 上ノ国町に必要なのだとおもう。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 00:00Comments(0)議員活動