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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年03月26日

全道農業委員会会長会議

平成18年度全道農業委員会会長
事務局長会議が22日に札幌市で開催された。



会議では
「平成20年度農業・農業委員会関係予算
政策要望の策定に向けた意見の取りまとめ」について
各地方連から提出された事項について
5月30日の全国農業委員会会長大会時に
北海道選出の各政党国会議員に
北海道の政策要望をする事項となるものである。

4月再度地区別会長・事務局長会議を開催し
最後の詳細事項の取りまとめを行うことになった。

また
料理研究家の星澤幸子さんを迎えて特別研修の
講演が行われた。

特別研修 講師料理研究家  星 澤 幸 子さん
「食べ物が人を育てる~食育のすすめと地産地消」



地球環境が研究者が危機を訴えている以上にすすんでいる。
アメリカやオーストラリアなどの農地が
化学肥料の多肥で土壌汚染が進んでいる。
飛行機から見ると赤茶けた土地がどんどん広がっている。
国や多くの国民は金を出せば食糧は
外国からいくらでも買うことが出来ると思っているが
早晩買うことができなくなる。

日本より高く買っている国がある。
穀類は買えなくなってきているのが今日である。
金のある人々はそれでも買って食べることができると思うが
買うことが出来ない国民が多くなる。

欧州では食糧の自給率をどんどん高めている。
日本ほど食糧の自給率の少ない国はない。
自動車・鉄鋼・工業製品の輸出の見返りに
農産物の輸入を自由貿易などと言って
企業がどんどん輸入する。

国が滅ばされていることに国民はいつまでも
買って食べれると思いこんでいる。
子どもたちは農産物がスーパーで
売られている形で作られていると思っている。



北海道の環境はすばらしい財産だ。
北海道の様な環境で
アメリカやオーストラリアの農家は農業を営んでいない。

北海道の農業者は
自分たちの生産している農畜産物にもっともっと誇りを持つべきである。
消費者に農家は自分たちの作っている物を自ら宣伝していない。
農業経営者は企業家だと言う自覚がなければならない。
その自覚がないから農協任せ、市場任せで農産物を売っている。
経営者失格だ。

奥さんを専務に給料を払えば
やる気とアイデアをどんどん出して農業が企業になっていく。
市場に出せない物でもお金に換えていこうと物作りをしていく。

北海道人がすばらしい環境で生産されている
農畜産物を何パーセント食べているのかである。
経営者として誇りを持って地産地消を推進する
企業家になるべきであり
北海道はそれができるところである。

星澤さんの講演は辛辣である。
これまでの研修講演とは違った講演で
農業者に自覚を促す価値ある研修講演であった。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 08:50Comments(0)