さぽろぐ

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2008年12月13日

雪の中の菜種


 雪の埋もれましたが
 2~3日の暖気で葉っぱがまた出てしまいました。
 
 


 


 
           株の芯から来春にでる芽葉が伸びています。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:56Comments(0)まちの風景

2008年12月13日

議会日程決まる

 平成20年第4回定例町議会の日程が決まりました。
 会期は16日の1日間となりました。

 16日午前10時開会
 ・会議録署名議員の指名
 ・議会運営委員会報告
 ・会期の決定
 ・総務文教常任委員会報告
 ・産業福祉常任委員会報告
 ・諸般の報告・
 行政報告(町長・教育長)

 一般質問
 佐藤正平議員
 干場清保議員
 尾田孝人議員

 休憩・全員協議会

 承認第1号・専決処分しいた事件の承認について
 (平成20年度上ノ国町一般会計補正予算(第6号))
 承認第2号・専決処分しいた事件の承認について
 (平成20年度上ノ国町一般会計補正予算(第7号))
 議案第8号・上ノ国町国民健康保険条例の
         一部を改正する条例の制定について
 議案第9号・檜山広域行政組合規約の変更について
 議案第10号・権利の放棄について
 議案第1号~7号・平成20年度各会計補正予算
 発議第1号・介護療養病床廃止の中止を求める意見書
 発議第2号・議員の派遣について
 ・閉会中の所管事務調査等の申し出について
 ・閉会

 以上の審議案件等が行われます。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:29Comments(0)議員活動

2008年12月10日

一般質問届け出要旨

 第4回定例町議会が16日午前10時に開会されます。
 一般質問は当日午前中の予定時間となる見込みです。
 今日は質問届け出の締め切り日になっていましたので
 下記項目の要旨で届け出をしました。

1、「農業漁業で食える町」自立プランの達成度と政策課題について。
「農業・漁業で喰える町」を実現する自立プランが、住民の一人一人が実感できる成果として達成されていることが、最も望ましい町政の実現でありますが、内外の厳しい政治的経済的状況の中で、住民がもどかしい思いで日々生活している現実でもあります。
 自立プランの計画に基づく各目標である①行政改革②財政改革③組織機構改革④産業基盤の強化についての計画達成度と、それぞれの各課題はどの様なものとなっており、それらをどう実現させていくのか。

2、平成21年度予算編成は重点施策の一層の明確化を。
 新年度は自立プラン最終年度であり、未達成政策実現の総仕上げの年度となります。また、第5次町総合発展計画構想の策定年次でもありますので、これまでになく重要な年度であり、予算編成となっていかなければなりません。
 私は、第5次町総合発展計画構想の基本戦略においても、今後の上ノ国町のあるべき進むべき姿は、上ノ国町の財産である地域資源を有効に活用する「地域資源循環社会の構築」を基本戦略に据えることが重要であると認識しておりますが如何か。

3、すべての町民が参画できで作られる発展計画構想を。
第5次町総合発展計画構想の策定のための審議委員が年度内に選出され、構想策定作業に取りかかっていくことになりますが、委員公募もなされましたが数多くの住民の参加が無かったようであります。
 私は、第5次町総合発展計画構想の策定に当たっては、すべての町民が自分の住む町の将来計画に参加してもらうこと。
 町民の誰でもが意見が述べられて作られることが、最も望ましい計画であると考えるものですが、審議委員以外の町民を、計画策定段階から参画させていく考えを位置付けているのかどうか。

4、住民基本条例の制定を。
 町長は、「自分で行えるものは自分で行う。自分で行えないものは、家族が行う。家族で行えないものは、地域が行う。地域で行えないものは行政が行う。」を基本としるとして、自立の町づくりを町民に呼びかけ、町政の推進を図っているものと理解しているところでありますが、そのことが町政推進の中核をなす全職員が、日常不断にどの様に認識して、町政執行事務等に当たっていたのかが、最も重要な事柄であります。
 この点についてどの様に徹底させて、住民本位の町政推進を行わせてきたのか。
また、町長の言う「自立のまちづくり」の基本姿勢を、一人一人の町民皆さんに実現実行していただくためには、住民参画を明確に保証する住民基本条例等の制定をして行くべきと考えますが如何か。
更に私は、町の政策立案に当り、住民の皆さんが意見を述べる機会を保証することであります。
 町民が自ら意志決定することにより、まちづくりの一翼を担っているという、自覚と自負を生み出すための「政策意見提案制度」等を創設し、住民参画による行政と協働による一層の町政推進を図るべきでありますが如何か。

5、生き甲斐を生み出す高齢者対策を。
 高齢者が元気に暮らしている生まれ故郷を、「限界集落」と呼ばれなければならないことは、住んでる者にとっては、屈辱的呼び方にも等しい限りであります。
地域に住んでる高齢者の皆さんが、生き甲斐と誇りを持って楽しく暮らせる町、地域づくりが求められています。
 高齢者の皆さんの声と、持っている英知を活かしてもらえる、「物づくり」などの施策実現を図るべきでありますが如何か。

6、重要文化財群を活かす駐車場の整備促進を。
 私は、重要文化財が群をなす上ノ国地区内に、駐車場の整備促進について、繰り返し議会で求めて参りました。重要文化財上国寺本堂の保存整備事業も3カ年計画で事業が始まりました。
 基幹産業である農業漁業で食える町は、町の基盤をなす重要な産業でありますが、わが町の歴史遺産は、全道の他市町村が絶対にまねることができない、誇れる大きな財産であります。この誇れる財産をまちの活性化に活かすためにも、上ノ国地区内に大型バス等がとまれる駐車場の整備が急がれるものでありますが如何か。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:10Comments(0)議員活動

2008年12月09日

一歩の実践行動と目標計画があってこそ

 農山村における基幹産業である農漁業の振興は
 国内の内面立て見ていられる時代ではなく
 国際的政治経済情勢に左右されている
 現況であることはまぎれもない現実です。

 国内的にも都市と農山村が
 すべての領域において格差が生じてしまい
 基幹産業を生業として生きていくことができない
 今日の現実の実態でもあります。

 特に地域で40~60%高齢化率の高齢化が進み
 いわゆる限界集落が30%にも及ぶような町々が
 過疎自治体の現実となっています。

 この様な農山村の自治体においては
 自治体関係者だけては経営することが
 現実的に困難になっています。

 そこでこの街で暮らしている住民が
 自分たちはこのままの暮らしでいいのかどうか
 今のまま住んで暮らしていこうとするな
 自分・自分たちは
 何をしなければならないのか
 何をどうするのか
 出来ることはあるのかないのかなどを
 自分の責任として考えることも
 必要なことではないかと思います。

 自治体経営者は
 一人一人の住民がそのこと見つめることができ
 考えることができる方策と手だてを
 講じなければならないことは当然のことでしょう。

 そんな中で想いを同じくする
 仲間が集まって知恵を出し
 「百分は一見に如かず」の例えで
 あちらこちらに足を運び行動に移すと
 先が見えてくるし実現の夢や展望が大きく広がり
 小さな想いでも実践目標と計画を具体化することができ
 その想いを実現すべく行動の実践が始まります。

 今日もその実現目標を一層確実なものに出来るよう
 関係指導機関を訪れ力強い知恵をいただくことがてきました。

 住民の小さな実現可能な目標が一つ一つ積み重なって
 確実なものとなっていくことによって
 過疎地の農山漁村の中にある自治体にあっても
 一歩一歩展望が開けていけるものと想いで
 地域資源を生かした循環型社会を目標に
 「天の川・菜の花テクノロジ-プロジェクト」を
 歩み出したところです。

 この一歩の踏み出しも自治体のバックがあって
 実践できている出来事でもあります。

 
                (合成想像写真)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:43Comments(0)思  い

2008年12月08日

崖っぷちだけでは


 共同通信社が6、7日に実施した全国電話世論調査で、
 自公政権・麻生内閣の支持率は
 前回11月調査の40・9%から25・5%にと15・4ポイント急落
 不支持率は61・3%と19・1ポイント急増となった。
 「どちらが首相にふさわしいか」の質問でも
 民主党小沢代表が麻生首相を初めて逆転した。

 不支持の理由は「経済政策に期待が持てない」
 「首相が信頼できない」「首相に指導力がない」が
 上位を占めている。
 景気対策優先を強調していても
 首相の発言は国民や中小零細企業には
 思いのある言葉とは聞こえてこない。
 国民の厳しい評価は当然の結果である。

 この様な状況になっても
 自民党内は自分の議席を保持するために
 国民の声など真剣に受け止めている
 気配はない。
 麻生首相は「選挙の顔になりえない」
 「代えるしかない」と
 「ポスト麻生」へ向けた動きが顕在化しつつあり
 4人目の首相を国民の信も問わないで
 すげ替えようとする
 国民不在の政権維持を図ろうとしている。

 麻生自公政権が発足して二ヶ月半は
 国民の命や暮らし
 国の行き先に何の展望も示さず
 最大の政治空白を作ってきた。
 その責任を明確にさせ
 国の流れを一日も早く変えさせなければならない。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:50Comments(0)思  い

2008年12月07日

質問準備

 今日は朝9時から11時まで

 会員の集まりがあり出席。

 午後から一般質問の準備に

 終日取り組みました。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 23:08Comments(0)議員活動

2008年12月06日

転   載

【転載】不況の強風の中、師走る (社民党 テルヤ寛徳衆議院議員ブログ)
2008/12/3(水)
不況の強風の中、師走る

 師、走ると言われる12月に入り、もう12月3日になってしまった。沖縄は初夏を思わせる天気だ。最高気温は何度になるのだろうか・・・。天気良好なれど、不況の強風は日本列島に吹き荒れている。この分だと、年末年始を落ち着いて迎えられそうもない。特に、中小零細企業、町工場の経営者や働く人に不況の風当たりは強い。
 そのような不況の強風の中、麻生総理の足元(政権基盤)はぐらつき、迷走を繰り返しているのが現状だ。麻生総理本人が、「第一次補正予算で中小企業の年末の資金繰り等の対策は十分である。年度末(3月)が心配だ」と言い放つ能天気ぶりだから、呆れてしまう。
 不況の風は非正規労働者を直撃し、臨時、パート、派遣労働者の解雇、雇い止め、派遣切りが続出している。来春に大学や短大を卒業する就職内定者の内定取消しが既に昨年の約8倍に達しているようだ(11月20日現在)。今後も増えるだろう。
 中小零細企業に対する“貸し渋り”“貸し剥がし”だけでなく、新規融資もなかなか受けられない状態にある。麻生政権が延長された臨時国会に第二次補正予算を提出しない、と明言しており、事態が好転する可能性は全くない。来年度予算編成を目前にして、定額給付金、道路特定財源の一般財源化、公共事業費の3%削減、社会保障費の抑制など、麻生政権の迷走は止まらない。自民党内部からの倒閣の動きすらある。
 世界的不況は、雇用情勢の悪化で沖縄県出身者の派遣労働者、季節労働者にも深刻な影響を及ぼしている。12月3日付沖縄タイムスは、岡部ルナ記者の署名記事で愛知県にある個人加盟の労働組合「管理職ユニオン・東海」の電話相談実例を報道している。
 報道によると、2006年度の沖縄県からの県外就職は7,916人。このうち6割にあたる4,954人が愛知県の自動車、家電部品製造会社で働いているようだ。それらの労働者が、即日解雇、年内解雇に追い込まれているとのこと。記事によれば、所持金2,000円で相談に駆け込んだ人もあり、失業と同時に寮やアパートを追い出され、住む家を失い、野宿を余儀なくされるケースもあるようだ。雇用、失業、倒産対策は、スピード感を持って有効な施策を講じる必要がある。
 師走、日頃、“先生”“センセイ”と呼ばれる政治家こそ、不況の風に立ち向かって行かねばいけないのではないか、麻生センセイ。

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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:10Comments(0)

2008年12月06日

いまこそ小異を捨て

 昨夜からの降雪で菜種も雪で埋まってしまいました。
 このまま雪の下になってしまう方がいいのですが
 もう1~2度雪が消えてしまうのかどうかです。 
 


 麻生総理の日々発言捨ている姿を見ていると
 無性に腹立たしい思いが募っていくばかりである。

 自動車産業の派遣・機関労働者の大量首切り、
 IC産業界も同時進行になっている。
 一次補正予算で中小零細企業の年末の
 資金繰り場果たされていると
 「ニタッと」ほくそ笑んでやまない。
 あの顔には
 麻生財閥のような会社経営をすることが
 経営者なのだといわんばっかりに写ってる様な気がして
 ますます腹が立つ。

 下請け孫請けひ孫請け企業の仕事が
 三分の一まで減ってしまっている現状に
 国が融資制度の予算付けをしたと言っても
 売り上げの見通しのない会社(家内企業的会社も含めて)に
 銀行が融資の貸し付けなどするはずがないことは明らかである。

 もはや自公民政権政治を一時も早く
 終焉させなければならない。
 野党が小異を捨てて
 国民的政権交代の大運動を展開すべきである。
 年の瀬を迎える時だからこそ
 直ちにその一点で大同団結すべきでもある。

 と、思っている。

    


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Posted by おだっちの菜の花油 at 14:54Comments(0)思  い

2008年12月05日

小言を言われての釣り

 今日は初冬なのに10℃余りの気温で
 朝から一日中雨降りでした。
 昨日は南東の風が弱く海も穏やか
 夕食後18.00~20.30まで
 夜魚釣り浜に出かける。

 産卵が終わったホッケはやせて細くなって、
 10本釣って大ボッケが1本の割合です。
 3本針の仕掛けに2本3本と食いついて、
 手を休める暇が無く100本余りも
 釣れてしまったので竿を納めました。

 いま19.30分、
 低気圧の前線が通過しているので
 10m余りの強い風が吹き出してきました。

 母さんにはまた釣りに行くのかと
 小言を言われての釣りです。

 冬の海は一荒れすると、
 入れ食い状態のホッケも次の凪には
 一匹もつれなくなってしまうことなど
 母さんに話しても理解をしてくれない。

 釣ったホッケのさばきに午前中係ってしまいました。
 すり身用やフライ用に三枚下ろしや、
 干しておつまみにするため吊り下げました。

 今年最後の議会
 第4回定例議会が16日に招集され
 10日17.00が一般質問の締め切り時間。

 この間町政の諸課題について町内を回ったり、
 関係住民の声を聞いたりしてきましたので、
 一般質問の準備作業に取りかかりました。

 今晩は母さんの追分けの日
 ストレス解消の晩です。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:35Comments(0)

2008年12月03日

同志の町外企業人


 

 上ノ国町で菜種を栽培するきっかけを作ってくれ
 さらに先導的に先進地などを調べ
 一緒に足を運ばしてくれた
 函館の企業人の思い入れは
 生半端ではない。

 ブログに載せている菜種の生育状況を
 いつもチェックして見ているだけではもどかしく
 初冬の今日
 畑でどの様な姿になっているのか
 車を走らしてわざわざ上ノ国の畑まで見にきました。

 この様に足を運んでくれるのも
 自分が言い出しっぺだとの思いではない。
 
 何としても上ノ国で成功させたいとの
 企業人の思いがあり、
 菜の花が真っ黄色に咲き乱れる風景になると
 これまでと違った
 上ノ国を必ず作り出せるとの
 先見的な展望を語ってくれます。

 その様な思いと先見性を力にしなが
 関係指導機関や行政の知恵も借りながら
 一歩一歩実体験を自ら築きながら
 取り組んでいく覚悟でいる今日です。

 



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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:21Comments(0)思  い

2008年12月02日

菜の花構想づくり

 来春までには農業生産法人をつくり、
 町内の農業生産法人や、
 町外の菜の花栽培農家などと、
 (仮称)天の川菜の花プロジェクトin上ノ国
 を発足させるために、
 町内の有休農地などの賃借計画も含めて、
 本格的な
 地域資源循環型農業の構築を目指して
 取り組むための
 構想づくりに取りかかりました。
 構想の概略は以下の方向性で
 進展できればと思っているところです。

 



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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:10Comments(0)思  い

2008年12月01日

検討は具体性ある答弁で

高校生議会その2

 6人の高校生議員の一回目の質問届出に、町長の一回目の答弁書を事前に手渡していましたので、全議員が再質問を準備して議会に臨んでたことは、これまで高校生議会ではなかったことであり、答弁する主幹の職員の方が再質問に対して、具体性をもった「検討します」との答弁をすべきではないかと思いました。

 また、高校生議員の皆さんも、先輩高校生議員の皆さんが一般質問行ってきた質問事項と答弁内容などを再学習して、一般質問に臨むこともあってよかったのではと思いました。何故かと言いますと、今議会の役場主幹職員が答弁で「検討します」と答えている事項がありましたが、先輩議員の質問の中にも「検討します」と答えられている質問が、これまでにどの様に検討されてきたのか?。何らかの形で実現されたものがあるのかどうか?。確認の質問があってもよかったのではないかと感じたました。

 

 平成20年11月27日
 議長 市 山 美 優(上ノ国高校2年B組)

 議   事   日   程
 日程第1、署名議員の指名について
 第2、会期の決定について
 第3、一般質問
徳光 千鶴(2年B組)医療・福祉について
市山 智一(2年B組)財政と公共施設について
高橋 勇樹(2年B組)街灯の増加について
山端ひとみ(2年B組)学校存廃について
加茂亜唯里(2年B組)風力発電について
横山 圭一(2年B組)町民体育館の使用について



  ◎開会の宣言

○議長(市山美優さん)ただいまより、平成20年度上ノ国町ふるさと高校生議会を開会いたします。
  本日の出席議員は、7名で、定足数に達しておりますので、これより直ちに本日の会議を開きます。
────────────────────────────────────
  ◎会議録署名議員の指名

○議長(市山美優さん)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、1番2年B組徳光千鶴さん、及び2番2年A組市山智一さんを指名します。
────────────────────────────────────
◎会期の決定

○議長(市山美優さん)日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  お諮りします。本議会の会期は、本日1日にしたいと思います。
  ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
○議長(市山美優さん) 異議なしと認めます。
  したがって、本議会の会期は、本日1日に決定しました。
────────────────────────────────────
  ◎質 問

○議長(市山美優さん)日程第3、一般質問を行います。
  発言にあたっては、簡単明瞭に願います。
  発言通告により、順次発言を許します。
────────────────────────────────────
◎ 徳光 千鶴さん

○議長(市山美優さん) 1番2年B組 徳光千鶴さん。

1番(徳光千鶴さん) 私の質問は、医療・福祉についてです。
 現在、上ノ国町では、老人ホームや町立の診療所などの医療福祉施設が少ないように思います。そのため、老人の方々が安心して暮らすことが出来ないように感じます。また、上ノ国には助産師がいないため、安心して子どもを生むことが出来ません。緊急の時にも対応しきれないのが現状だと思います。上ノ国にも助産師がいると安心できると思います。この事についてどうお考えですか?

 

○議長(市山美優さん) 町長。

○町長(工藤昇さん) 1番、徳光千鶴議員のご質問にお答えいたします。
 まず上ノ国町における福祉施設としての老人ホームについては、現在特別養護老人ホームが1カ所で50名の方が入所されております。施設の入所定員は、北海道でそれぞれの圏域毎に入所者数を決定するため、上ノ国町だけで増やすことはできません。又認知症高齢者のグループホームという施設があり、現在1カ所定員9名となっておりますが、本年2カ所18名増える予定となっております。

 次に医療施設については、町立の診療所を石崎と上ノ国地区に開設しており、それぞれ19人の入院が可能となっています。両診療所とも受診しやすいように送迎バスを運行し、受診できない方には往診も実施しており、町民のホームドクター的な役割も担っております。 又、診療科によっては地域中核病院としての道立江差病院を利用されており、十分とはいえないまでもなんとか住民の医療が提供されていると考えております。

 次に安心して子どもを生めるのかというご質問かと思いますが、まず、妊娠されると妊婦さんとなり、出産するかかりつけ医療機関を決め、定期的にその病院で受診されることになります。出産が近づくと1週間以内に入院され、安全なお産に備えることになりますが、救急で受診が必要なときには、妊婦さんやご家族が、かかりつけ医療機関に個別に連絡し、救急車で搬送され受診となります。
 町では今年度から道立江差病院で出産できなくなったため、函館でも受診しやすいように、健康診査費用と交通費の助成を5回分おこなってきておりますが、明年からはこの費用を全て助成する計画であります外、救急以外の場合でも救急車で搬送できるようにするため、檜山南部の各町と協議して参っております。

 次に、助産師さんの確保についてですが、町内には有資格者はおられますが、みなさん医療機関に勤務され、開業されている方はおらず、現状で確保は難しい状況にありますので、ご理解頂きたいと存じます。 

○1番(徳光千鶴さん) 議長。

○議長(市山美優さん) 1番2年B組 徳光千鶴さん

1番(徳光千鶴さん) 医療・福祉サービスについて再質問いたします。
 現在、約90名の入居希望者がいると聞きましたが、その方々にはどのような対応をしているのでしょうか。また、町で運営する特別養護老人ホームを設置することができれば、町民の負担額が少なくなると思います。この事についてどうお考えでしょうか。

○住民課主幹(岡睦子さん)住民課主幹
○議長(市山美優さん) 住民課主幹                     

○住民課主幹(岡睦子さん) お答えいたします。入居を今希望される方は、他の施設に大半入所しています。たとえば他の老人福祉施設ですとか病院診療所、老人保健施設ですとかグループホームや介護型の医療施設。在宅サービスを利用されている方は31名程となっております。もう1点の特別養護老人ホームを設置したらどうかということなのですが、設置が難しいという答えの他に、追加で説明しますと、高齢者の介護保険料が大幅に上昇する可能性があるため、逆に町民の負担が多くなるおそれがあります。
○1番(徳光千鶴さん) 以上で終わります。
────────────────────────────────────
◎ 市山 智一さん

○議長(市山美優さん) 2番2年A組 市山智一さん。

2番(市山智一さん) 私の質問は、財政と公共施設についてです。
 現在、上ノ国町では多額の借金をかかえています。この借金を減らすためには無駄使いを減らす必要があると思っています。例えば「きらきらお星様公園」はどのような目的の為に作られたのですか。また、「きらきらお星様公園」を作り、何か利点はありましたか。他には、私たちは原歌の道路の歩道は不要だと思っているのですが、何故、作ったのですか。利点と理由をお聞かせ下さい。

○議長(市山美優さん) 町長。

○町長(工藤昇さん) 2番、市山智一議員のご質問にお答えいたします。
財政と公共施設についてのご質問でありますが、
 「きらきらお星さま公園」は、天の川橋の掛け替えに伴い、新天の川橋の両側に「のんびりお月さま公園」とともに町民の憩いの場として緑を多く取り入れるなど季節感や景観にも配慮し、多くの町民に利用して頂けるよう整備されたものであり、通学・通勤や買い物・散歩の途中でも一休みできる場所として、多くの方々に親しまれており、町民皆様の癒しの空間として大いに利点があるものと考えております。

 次に、原歌地区道路の歩道についてでありますが、国道は大型車等の利用も多く歩行者にとって非常に危険な状況となっていることから、町としても地域生活の安全性の確保から、歩道の設置は必要なものと考えております。
 また、国道の整備であることから国によって事業が進められているところでありますが、歩道の整備とあわせて道路の拡幅改良や崩落の危険性のある法面の整備など歩行者のみならず車輌の交通安全上からも欠かすことが出来ないものと考えております。

 

○2番(市山智一さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 2年A組 市山智一さん。

2番(市山智一さん) 財政と公共施設について再質問します。 国によって事業が進められているとありますが、また上ノ国町の借金が増えるだけでないですか。その借金返済をどのように行うのですか。

○政策室主幹(阿部哲義さん)政策室主幹
○議長(市山美優さん)政策室主幹

○政策室主幹(阿部哲義さん) お答えいたします。町の借金が増えるかという質問でありますけれども、先ほどの答弁にもありましたように、国道でありますので、国の方の予算を使って全て事業が進められておりますので、町の方での予算の支出というのは、原歌地区の歩道整備ではありません。

○2番(市山智一さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 2番2年A組 市山智一さん。
○2番(市山智一さん) 以上で質問を終わります。
────────────────────────────────────
  ◎ 高橋 勇樹さん

○議長(市山美優さん) 3番2年A組 高橋勇樹さん。

3番(高橋勇樹さん) 私の質問は、街灯の増加についてです。
 上ノ国の中心には、たくさんの街灯がありますが、滝沢や湯ノ岱へ行くと街灯がない所や電気のついていない状態の所が目立ちます。最近では、夜などにウォーキングをする人を、よく見かけるので、修理や本数を増やすなどをして、夜でも安全に過ごせる町にすることが重要だと考えます。今一度、税金の使い道を見直し、よりよい上ノ国町にしていただきたいです。

○議長(市山美優さん) 町長。

○町長(工藤昇さん) 3番、高橋勇樹議員のご質問にお答えいたします。
 現在、町で設置している街路灯はおおよそ1,300本あります。
 上ノ国町の中心地区である大留地区や上ノ国地区には、たくさんの街路灯があり、ご質問の街灯は「かささぎロード」というメインストリートとして整備したものを指しておられるものと思いますが、この区間には国と町が管理する2種類の街路灯が設置されております。

 街路灯は議員ご指摘のとおり、夜間でも安全に歩行できるための防犯灯の役割を果たしており、町では町内会から修理及び設置の要望を受けて、直ちに必要な場合には必要性がなくなった街路灯を必要な場所へ移設する再利用の方法を含め修理及び設置を随時行い、住民の安全に対応してきておりますのでご理解下さるようお願いいたします。

○3番(高橋勇樹さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 3番2年A組 高橋勇樹さん。

3番(高橋勇樹さん) 街灯の増加について再質問します。
 先ほどのお答えの中では、大留地区や本村の事についてしか触れていないと感じました。しかし、私は、湯ノ岱や滝沢にこそ街灯が必要だと思います。この件についてどうお考えでしょう。



○施設課主幹(岩井優さん)施設課主幹。
○議長(市山美優さん)施設課主幹。

○施設課主幹(岩井優さん) 高橋勇樹議員の再質問についてお答えします。現在、湯ノ岱地区に対しては約130本の街灯、木の子地区には約70本の街灯があります。なお、町内会の要望があれば、随時、現地立会の上で、協議したいと考えております。
○3番(市山智一さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 3番2年A組 高橋勇樹さん。
○3番(高橋勇樹さん) 以上で質問を終わります。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:26Comments(0)

2008年12月01日

高校生議会その1


高校生議会その1

 平成20年度上ノ国町ふるさと高校生議会が11月27日 に開催され、2年生の議員6人が 工藤町長に一般質問を行いました。


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◎ 山端 ひとみ さん

○議長(市山美優さん) 4番2年B組 山端ひとみさん。

4番(山端ひとみさん) 私の質問は、学校存廃についてです。
 私たちのグループでは学校存廃、その中でも上ノ国高校についての案が出ました。私たちは今年度の入学生から学級減でクラスが1つになり来年度以降、学校が閉校してしまうのではないかと思っているのですが、町として学校存続のための取組をしているのでしょうか。

○議長(市山美優さん) 町長。

○町長(工藤昇さん) 4番、山端ひとみ議員のご質問にお答えいたします。
 上ノ国高校存続のための取り組みについてですが、上ノ国町として平成9年に海外派遣研修事業を創設し、更に平成15年には連携型中高一貫教育の実践開始に併せ、通学費助成制度を立ち上げるなど、学校存続のため継続して支援を続けてきました。

 しかしながら、北海道教育委員会は、「学校規模は1学年4~8学級が適正として三間口以下については廃止や統合の対象にする」という方針を打ち出し、上ノ国高校については、募集枠の一間口減、さらには連携型中高一貫教育の解消を呈示してきたため、昨年度、議会議員の皆さんや中高一貫教育を支援する会の皆さんとともに懸命の反対運動を展開しましたが、募集枠の一間口減は今年度から、また、連携型中高一貫教育については平成21年度末を以て終了するという、まことに残念な結果を受け入れざるを得ませんでした。

 北海道の深刻な財政難と、少子化の進行により中学校卒業者が年々減少していることから、道立高校の統廃合は避けられない状況にあると考えていますが、上ノ国中学校卒業者の上ノ国高校に進学する割合が減少していくことがもっとも危惧されるところです。

 町といたしましては、引き続き上ノ国高校存続に向け鋭意努力をして参りますが、上ノ国高校存続に向けた今後の取り組みについては、在校生の皆さんの声も存続に向けた大きな力の大切な一つでありますので、生徒の皆さんが母校である上ノ国高校に誇りをもち、より一層自ら研鑽に努めていただくとともに、高校進学を控えた後輩たちに上ノ国高校への進学を勧めてもらえれば有難いなと思っています。

○4番(山端ひとみさん) 議長。
○議長(市山美優さん) 4番2年B組 山端ひとみさん。

4番(山端ひとみさん) 学校の存廃について再質問いたします。
 高校がなくなることによって、地域と交流する機会が減ってしまうと思いますが、減ってしまった分の代償はどのようにお考えですか。

○教育委員会事務局主査(三国直子さん)教育委員会事務局主査
○議長(市山美優さん)教育委員会事務局主査

○教育委員会事務局主査(三国直子さん) 山端議員の再質問についてお答えします。 廃校になった場合につきましては、町としましては、北海道教育委員会の管轄でありますので、現在のところ、視野には入っておりません。ただ、地域住民とのふれあいについては、仮に、廃校となった場合学校行事との兼ね合いもありますので、別の形で可能なのかどうか検討していきたいと思います。
○4番(山端ひとみさん) 議長。
○議長(市山美優さん) 4番2年B組 山端ひとみさん。
○4番(山端ひとみさん) 以上で質問を終わります。
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◎ 加茂 亜唯里 さん 

○議長(市山美優さん) 5番2年A組 加茂亜唯里さん。

○5番(加茂亜唯里さん) 私の質問は、風力発電についてです。
 上ノ国町にある風力発電機は、時々壊れているのを見かけますが、その修繕費や管理費、建設費などの金額などを考えると、赤字なのですか、黒字なのですか。このことについてどうお考えでしょうか。

○議長(市山美優さん) 町長。

○町長(工藤昇さん) 5番、加茂亜唯里 議員のご質問にお答えいたします。
 上ノ国町の風力発電施設は、大崎地区にある栽培漁業総合センターのアワビ中間育成に必要な飼育海水の加温冷却のエネルギー源である電力を賄うために、平成10年度に建設されました。
 建設から10年が経過しますが、風力発電の発電量は栽培漁業総合センターで消費される電力を毎年のように上回っており、余剰電力を北海道電力株式会社に売電している状況となっています。

 時々故障状況を見かけるとのことですが、今年1月、風力発電2号機に落雷があり、第3翼が損傷し、復旧まで5ヶ月間ようしたことから長期の運転停止を余儀なくされました。また、風力発電施設は風況状況にあわせ複雑な運転制御を行っておりますので、故障も様々な原因で発生いたしますが、その殆どは早期の復旧となっております。

 議員ご質問の風力発電事業の収支でありますが、事業開始から平成19年度までの総売電収入は1億8,200万円で、修理費などの維持管理費は総額で8,700万円の支出となっており、収支としては9,500万円の黒字となっております。
 このように風力発電事業の収支は建設費用の実質負担分を考慮しましても黒字となっていることから、今後とも計画的な保守管理を図りながら事業を継続して参りたいと考えております。

○5番(加茂亜唯里さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 5番2年A組 加茂亜唯里さん。

○5番(加茂亜唯里さん) 風力発電について再質問いたします。
 風力発電を建設されて十年が経過し、その収支状況は現時点で黒字ということですが、今後、上ノ国を豊にするため、風力発電を増設する計画はないのでしょうか。

○産業課主幹(品田明彦さん) 産業課主幹
○議長(市山美優さん) 産業課主幹                     

○産業課主幹(品田明彦さん) 加茂亜唯里議員の再質問にお答え致します。
 町長の答弁にありましたように、風力発電施設は栽培漁業センターの電力をまかなうために建設されたものであります。風力発電企業に売電を目的として建設されたものではありません。従いまして、風力発電の売電にあたっては、栽培センター供給分の余剰電力として北海道電力に購入頂いております。このため、売電単価につきましては、栽培センターで購入する電力単価と同額となっております。

 従いまして、風力発電の増設となりますと、新たな風力発電事業となりますので、売電単価についても見直されることとなります。現在、北海道電力では風力発電事業の売電単価は火力発電などの低コストな発電単価を設定しております。これは風力発電の売電単価よりも相当低い金額であります。

 このため、風力発電事業の実施者は北海道電力への売電の他に事業コストに見合う売電先を新たに見つけなければならないと言うことです。このようなことから、今のところ、栽培センターとしての増設計画は考えておりませんが、新たな風力発電事業の展開につきましては、今後、検討して参りたいと考えております。
○5番(加茂亜唯里さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 5番2年A組 加茂亜唯里さん。
○5番(加茂亜唯里さん) 以上で質問は終わりです。
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  ◎ 横山 圭一 さん 

○議長(横山圭一さん) 6番2年B組 横山圭一さん。

6番(横山圭一さん) 私の質問は、町民体育館の使用についてです。
 現在、町民体育館は月曜日が休みで、日曜日の解放時間が非常に短いです。上ノ国町の活性化や町民同士の交流を深めるためにも町民体育館を月曜日にも開放し、日曜日の解放時間を延長して欲しいです。また、高校生の間でトレーニングルームの器具を整備して欲しいという声があります。この事についてどうお考えでしょうか。

○議長(市山美優さん) 町長。

○町長(工藤昇さん) 6番、横山圭一議員のご質問にお答えいたします。
 町民体育館は、条例で日曜日の翌日の月曜日を休館日とし、体育館全体の清掃及び用具の点検等を行っております。他町のほとんどの体育館も月曜日を休館日と定めております。
 しかし、町内のスポーツ活動が盛んで練習場所を確保できないため、現在休館日である月曜日においても夕方5時から9時までスポーツ少年団と一般のクラブに開放しております。

また、日曜日は各種スポーツ大会等で使用される以外は一般開放をしておりますが、開放時間の延長については、予算と管理面を併せて厳しい状況にあります。
次にトレーニングルームの器具の整備についてですが、ご存知のように町民体育館は建設後35年が経過しており、体育館全体の老朽化が激しく、全ての整備修繕には多額の経費を要することとなります。

 現在まで一部入替え、修理等を行ってきておりますが、22年度からの町総合計画において、体育館建設計画の中でトレーニング室の整備充実を図ってまいりたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。

○6番(横山圭一さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 6番2年B組 横山圭一さん。

6番(横山圭一さん) 町民体育館の使用について再質問いたします。 先ほどのお答えの中で、「体育館建て替え計画」とありましたが、現在の体育館と比較し、具体的にどのようなところを整備、充実させていくのか、その詳細を教えて下さい。

○教育委員会事務局主幹(古川尚樹さん)教育委員会事務局主幹
○議長(市山美優さん)教育委員会事務局主幹

○教育委員会事務局主幹(古川尚樹さん) 体育館の建て替え計画は、22年度からの町総合計画の中に盛り込むこととしており、具体的な内容については今後、開催されていく仮称「体育館建て替え検討委員会」で話されていくことになります。現段階では、議員ご質問の具体的内容についてまではお答えできませんが、当然、トレーニング室の充実の他、武道場や会議室等の附帯設備の検討がなされていくものと考えておりますのでご理解をお願いします。
○6番(横山圭一さん) 議長。
○議長(市山美優さん) 6番2年B組 横山圭一さん。
○6番(横山圭一さん) これで質問を終わります。
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  ◎町長総括発言

○議長(市山美優さん) これで一般質問を終わります。
  町長より、総括的に申し述べたい旨の発言の申し出がありました。
  これを許します。町 長。

 

町長(工藤昇君) 皆さん、今日はご苦労さまでございました。
 今回は、6名の方が質問者ということで、今回が一番元気が良かったのではないかなと思っています。今日実は、皆さんの模様を後ろから町会議員の方が写真撮影しておりました。きっと、「私たちよりうまいな」という意識で皆さんを写真撮影したと思います。

 さて、皆さんは相当緊張したと思いますけど、議員さん方も最初に当選して、自分が一番最初に質問に立つと、足がぶるぶる震えるといいます。だけど皆さんは堂々としていました。ただ、一番びくびくしたのは校長先生だったですね。間違わないかなって見たようですけど。本当に皆さんは堂々としていました。

 さて、今、新聞、テレビ等を見ると皆さんと同じ年代の二つの話題を今回提供したいと思います。一つは、17才の石川遼選手が約賞金で1億円に届くだろうと今日も新聞に出ておりました。1億円というとですね、我々、私でさえ約10年間働かなきゃならない金額です。ですから皆さんと同じ年代、まだ皆さんは高校生で、親の扶養者としている中で、17才の石川遼選手はすごいなと55才の私が感じる事です。

 また、1つ残念なことは、昨日も見ましたが、北海道の高校生がロサンゼルスで万引きをしたと。これは本当に悲しいことだなと。単なる万引きばかりではなく、世界に向けて日本の恥を発信したという思いです。北海道の白老の高校は何なんだろうと思い、ホームページを見ました。ところが、去年の12月、バザーでですね、5万1千円程を社会福祉協議会へ寄付したりとかですね、やはり悪い点はあったのですけど相当、一人一人ではなく学校全体としてはどうしたら地域に貢献するかという行動をやってるものですから、若干、私なりに安心いたしました。

 さて、今日は2年生ということでありますが、私は毎回同じような事を皆さんにお願いしております。石川遼選手そして万引きの事、全く正反対の事を話しました。何を言いたいかというとですね。石川選手と皆さんは何が違うか。私は資質的には全く同じだと思います。2つ違うと思います。
 その1つはですね、目標を持っているかどうかだと思います。私はこれはたしか、常に上高の入学、卒業でも同じ様な話をしていると思います。「工藤町長しつこいな」と思われるかもしれませんけど、私はですね、これは何回も皆さんにお願いしたい。また、皆さんばかりでなく、私自身も常に「目標を持っているかな」、「夢を持っているかな」と問い続けている毎日です。

 これは、1つの例を出すと皆さんは、一人一人は頑張っています。ボートに例えると、皆さんは一人一人ボートに乗ってですね、自分のボートで漕いでるのです。ですけど、いくら漕いでも、いくら汗をかいて努力しても何処に着くのか目標を設定していないと、ただ疲れるだけで、ただ漕いでるだけだけだな。そういう思いです。ですから皆さんは、後1年半までないですか。1年ちょっとですけど、この1年何ヶ月の間でもいいです。もし今まで、目標を持っていなかった人はですね、常に自分自身に問いかけて自分の将来目標、少なくとも高校3年間の目標をですね、遂行して欲しいと思ってます。

 また二つ目、石川遼選手もどんなすばらしい選手も24時間という時間は同じです。私も皆さんも24時間です。そしたらその24時間をどうやって有意義に使うか、有効に使うかによって私は皆さんのこれからの人生を大きく左右すると思ってます。特に私は、家の息子、娘も上ノ国高校の卒業生です。なぜ私が上高に子ども達を行かせたかというと、上高の先生は、お世辞じゃないですよ。一人一人の先生が皆さんのことを真剣に考えていると私は、これは自信を持って何処でも言っております。ですから私はある時に、今から5,6年前にちょうど2年生でした。4人の女の子がおりました。「

 上高どうだって」と言ったら私に対して、町長になる前です。「上高に来てよかった」と。先生方が一人一人私たちにいろんな事を教えてくれる。これがもし、他の高校だったらだめだったろうな。来て良かったなと。これはですね、先生に言われて言ったんではなく、親に言われて言ったんではなく、自分自らの言葉で私に話してくれました。これは私は今の上ノ国高校の持ってる一番大きな財産だろうと思っています。

 これから皆さんが社会に出て、地位も欲しい人もいるだろうし、お金も欲しい人もいるだろうし、ただ私はそのためにも大きな欲を持って今言いましたように目標と一日一日の時間をどのように費やすかを考えてこれからの高校生活を送って欲しいと思います。今回の質問にもありましたが、うちの町も4,5年前までは財政が厳しかったです。ですけど今、町民全員でいろんな形で辛抱しながら財政も相当豊になりました。町としてもどんなに辛抱したとしても少なくとも教育については、いろんな意味で全面的に支援したい。

 ただこれは支援すると言っても、なんでもかんでも支援するのではないのです。いかにポイントを押さえて皆さんが本当に良かった。上ノ国町の高校に来て良かったというような支援でなければ本当に意味がありません。これは何故かというと、税金は私のお金ではないです。6,200人の全町民のお金ですから私はそのような有意義な使い方をしていきたいとこう考えております。

 今回のこの議会。皆さんにとっては初めての議会だと思います。ひょっとすると10年、20年後皆さんがこの壇上に質問者に立ってですね。ひょっとするとまた、この場にいて町長として答弁する機会もあるものと。私は予想しながら期待しております。どうぞこれからの約1年6ヶ月までないと思いますけど皆さんにとって上高の生活が本当に自分の人生の大きな基礎となることをご期待申し上げて私のご挨拶とさせて頂きます。今日はどうもご苦労さまでした。
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◎閉会宣言

○議長(市山美優さん) 本議会に付議された案件は、すべて終了しました。
 終わりにあたり、一言申し上げます。
 まず、町長さんはじめ、役場職員の皆さん、このような機会を設けていただき、また、私達の質問に対し、丁寧な答弁ありがとうございました。
 会場の皆さん、議会進行にご協力をいただき、ありがとうございました。会議を閉じます。平成20年度上ノ国町ふるさと高校生議会を閉会します。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 17:00Comments(0)