2021年07月25日
一二三&詩 夏季大会史上初のきょうだい金メダル
一二三&詩 夏季大会史上初のきょうだい金メダル 過去に生まれたきょうだいメダルの数々
スポーツニッポン新聞社 2021/07/25 21:21
スポーツニッポン新聞社 2021/07/25 21:21

<東京五輪・柔道男子66キロ級決勝>金メダルを手に笑顔の阿部一二三と詩(撮影・小海途 良幹)© スポーツニッポン新聞社 <東京五輪・柔道男子66キロ級決勝>金メダルを手に笑顔の阿部一二三と詩(撮影・小海途 良幹)
◇東京五輪3日目 柔道男子66キロ級&女子52キロ級(2021年7月25日 日本武道館)
柔道男子66キロ級代表の阿部一二三(23=パーク24)と、柔道女子52キロ級の阿部詩(21=日体大)の兄妹が、同日金メダルの快挙を達成した。
18年の世界選手権など、これまでシニアレベルの大会でのきょうだい同時Vは3度。母国での五輪という最高の舞台で、4度目の快挙となった。
日本初の同一大会きょうだいメダル獲得は、重量挙げの三宅義信・義行兄弟。68年メキシコシティー大会フェザー級で連覇の兄に続いて弟が銅メダルに輝き、兄弟で同じ表彰台に立つ快挙を達成した。96年アトランタ大会柔道では中村3兄弟の三男・兼三が71キロ級で金、次男・行成が65キロ級で銀メダル。レスリングの伊調千春・馨姉妹は04年アテネ、08年北京の2大会連続で妹が63キロ級の金、姉が48キロ級の銀メダルに輝いた。
チームや団体競技でも例がある。00年シドニー大会でシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)で、米田祐子・容子姉妹が息の合った演技で銀メダル。12年ロンドン大会の体操団体総合では、田中和仁・佑典兄弟が銀メダルを獲得した。
冬季五輪では18年平昌大会スピードスケート団体追い抜きの高木菜那・美帆姉妹がいるが、夏季大会でのきょうだい金メダルは例がない。個人種目でありながらも、それを同じ日に達成できる千載一遇のチャンスで、見事に歴史をつくった。
東京五輪には阿部きょうだいを含め、計10組のきょうだい選手が出場している。
2021年07月25日
柔道金メダルの阿部詩 「私の努力がやっと報われた」ほっとした笑み
柔道金メダルの阿部詩
「私の努力がやっと報われた」ほっとした笑み
日刊スポーツ新聞社 2021/07/25 19:30
「私の努力がやっと報われた」ほっとした笑み
日刊スポーツ新聞社 2021/07/25 19:30
<東京オリンピック(五輪:柔道)>◇25日◇女子52キロ級◇日本武道館

18、19年世界女王の阿部詩(21=日体大)が決勝でライバルのブシャール(フランス)を延長の末に下し、金メダルを獲得した。
4分間で決着をつけられずに延長戦へ突入。疲労のみえたブシャールに対し、崩れけさ固めで抑え込んで一本勝ち。「私が52キロ級で絶対に金メダルを取ってやろうと思っていました。本当に4年間、この大会だけを目指して日々、努力してきたので、私の努力がやっと報われて良かったです」とほっとした笑みを浮かべた。
同階級の金メダルは日本初となる。過去の先輩がなし得なかった快挙を成し遂げ「私が52キロ級で絶対に金メダルを取ってやろうと思っていました」とキッパリ。ブシャール撃破直後、畳を手でたたいて喜び「本当に東京五輪があるかどうか分からない状況でこのように開催していただき、金メダルを取ることができました。初めてのような感覚が決勝終わって生まれてきました」と振り返っていた。
阿部は16年12月のシニアデビュー以来、攻撃型の柔道で白星を重ね、18年世界選手権では兄一二三ときょうだい優勝を果たした。19年11月のグランドスラム(GS)大阪大会でライバルのブシャールに屈して東京五輪代表内定を逃したが、精神面の成長を促した。
技の威力とスピードが最大の持ち味で、得意の担ぎ技を生かすための足技にも磨きをかけた。初の夢舞台に向けて「絶対的な強さを手に入れることが『怪物』と呼ばれるための第1歩。五輪では絶対的な強さで優勝したい」と語っていた。
2021年07月25日
大坂なおみ「2セットで終えることができて満足」
一問一答
大坂なおみ「2セットで終えることができて満足」
2021/07/25 15:35
大坂なおみ「2セットで終えることができて満足」
2021/07/25 15:35

1回戦の第2セットでポイントを奪いガッツポーズの大坂なおみ。中国選手に勝利した=有明テニスの森公園(桐山弘太撮影)© サンケイスポーツ 1回戦の第2セットでポイントを奪いガッツポーズの大坂なおみ。中国選手に勝利した=有明テニスの森公園(桐山弘太撮影)
東京五輪第3日・女子シングルス1回戦(25日、有明テニスの森)世界ランキング2位の大坂なおみ(23)=日清食品=が五輪初登場。同52位の鄭賽賽(27)=中国=をストレートで下し、好スタートを切った。試合後、大坂が応じたテレビインタビューの一問一答は以下の通り。
--楽しみと語っていた五輪で初めてのプレー
「とても緊張しました。全仏以来の実戦でしたが、彼女はとてもタフな相手でした。彼女と試合をするのは2020年にオーストラリア(全豪オープン)で対戦して以来だと思いますが、手強い相手だと分かっていたので、2セットで終えることができて満足しています」
--試合を振り返って
「サーブも狙ったところに打てていたので、調子は良かったと思います。(次戦に向けて)もっとパフォーマンスを安定させることが重要だと思います」
--東京の暑さは
「とても暑いですが、汗をかくことは好きですし、(暑いほうが)いつも調子はいいですね」
--開会式では聖火の最終ランナーを務めた
「観客はいませんでしたが、みなさんのサポートは感じました。(日本語で)本当にありがとうございます。また次の試合頑張ります」
2021年07月25日
選手ら10人新たに感染 大会関係者など陽性137人に
選手ら10人新たに感染 大会関係者など陽性137人に
テレ朝news 2021/07/25 11:53
テレ朝news 2021/07/25 11:53
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、選手2人を含む10人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
組織委員会によりますと、新たに感染が確認された選手2人は、いずれも海外の選手で14日間の隔離期間中でした。
このうち1人は、選手村に滞在するオランダのボート競技の選手です。
もう1人の選手については、国籍や競技は明らかにされていません。
また、組織委員会は24日に感染が確認された1人がオランダのボート競技の関係者であると明らかにしました。
これで組織委員会が発表した大会関係者などの陽性者は137人になりました。
2021年07月25日
「やっぱり人間には休養も必要」
大谷翔平 “復活”のマルチ二塁打に
「やっぱり人間には休養も必要」「いつもの大谷選手に戻った」
スポニチアネックス / 2021年7月25日 11時42分
「やっぱり人間には休養も必要」「いつもの大谷選手に戻った」
スポニチアネックス / 2021年7月25日 11時42分
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)、敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「2番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。2本の二塁打を放つなど4打数2安打で今季27度目のマルチ安打をマークした。
前日23日(同24日)のツインズ戦は後半戦で初めて出番がなく“休養日”となった。22日(日本時間23日)の同カードでは3三振を喫するなど4打数無安打で、後半戦は計24打数4安打(1本塁打)で打率・167と低調で、27打席で14三振を喫していた。
休養日をへて打棒が復活した形の大谷に、インターネット上では「まずはバットにボールを当ててヒットが出た所にファンとしては安堵しました」「気分転換も含めて、やっぱり人間には休養も必要だと思う」「疲れが治って、いつもの大谷選手に戻ったってこと」「休み明けは振れてるしボールの見極めも良くなってる」の声が上がり、「審判の疑惑ジャッジやオールスターの疲れとかの程度のことは、東日本大震災やTJ手術を乗り越えた大谷選手にとって些細なこと」という声もあった。
この日の試合までにシーズン95試合中、投打含めて93試合に出場。米メディアからはオールスター戦の投打同時出場や本塁打競争出場の疲労を指摘する声も挙がっていた。
2021年07月25日
橋悠依が金 競泳陣メダル1号 女子400m個人メドレー
大橋悠依が金 競泳陣メダル1号 女子400m個人メドレー
デイリースポーツ 2021/07/25 11:22
デイリースポーツ 2021/07/25 11:22

大橋悠依(イトマン東進)が日本競泳陣金メダル1号となった。
第3レーンから好スタートを切ると最初のバタフライで差のない3位でターン。続く得意の背泳ぎで、すぐに先頭に立った。リードを保つと、3種目めの平泳ぎで突き放す。体1つ突き放して最後の自由形へ。最後のターンで2秒近く差をつけた。
24日の予選では、先に泳いだ瀬戸大也が予選落ち。五輪の怖さを間近に感じた。大橋は平井コーチに打ち明けた。「正直、怖いです」。同コーチから「(怖いのは)普通のことだ。決めたことをやろう」と声を掛けられた。
覚悟を決めて臨んだレースは余裕をもって組1着、全体3位。「緊張しましたが覚悟を決めてレースに臨みました。最後の100メートルは余力があった。あすは納得のいくレースをしたい」と意気込んでいた。
五輪までの道のりは平坦ではなかった。昨年12月の五輪会場で行われた日本選手権を体調不良で欠場。五輪出場権がかかる4月の日本選手権は左股関節痛のため、痛み止めの薬を飲んでの出場。200メートル、400メートル個人メドレーの2種目で代表入りを決めていた。
16年リオ五輪代表選考会では3位。五輪代表を逃し涙を飲んだ。5年越しで叶えた夢の舞台で、最高の結果を残した。
2021年07月25日
都内の医療逼迫 病院院長「五輪どころじゃない」
都内の医療逼迫 病院院長「五輪どころじゃない」
テレ朝news 2021/07/25 06:43
テレ朝news 2021/07/25 06:43
東京オリンピックが開幕しましたが、都内では医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し始めています。ANNの取材に応じた病院の院長は「現場は非常に厳しい状況でオリンピックどころではない」と危機感を示しました。
昭和大学病院・相良博典病院長:「医療現場でもオリンピックを楽しみたいが、なかなか現場では非常に厳しい状況。重症患者も非常に増えている。我々の中ではそれどころではないのが現状です」
東京・品川区にある昭和大学病院では開会式の当日も新型コロナで入院していた50代の女性が重症化し、ICU(集中治療室)に移されました。
先月下旬の病床使用率は2割ほどでしたが、デルタ型など変異ウイルスの影響で、現在、約7割が埋まっています。
都内の入院患者も24日の時点で2638人になり、1カ月前より約1300人増えています。
昭和大学病院・相良博典病院長:「第5波の入り口に入ってきていると思う。これ以上、病床の患者さんが増えてくると我々のところでも(受け入れを)断らざるを得ないという状況下にはなるかなと」
昭和大学病院では入院患者がさらに増えれば「他の病気の手術を制限する必要が出てくる」と危惧しています。
2021年07月25日
ビートたけしが痛烈批判「金返してほしい」
【五輪開会式】ビートたけしが痛烈批判「金返してほしい」
ORICON NEWS / 2021年7月24日 22時20分
ORICON NEWS / 2021年7月24日 22時20分

ビートたけし (C)ORICON NewS inc.
タレントのビートたけしが、24日放送のTBS系『新・情報7days ニュースキャスター』(毎週土曜 後10:00)に生出演。23日に行われた東京オリンピックの開会式について、痛烈に批判した。
たけしは「きのうの開会式、面白かったですね。ずいぶん寝ちゃいましたよ」と皮肉を交えながら「驚きました。金返してほしいですよね。税金からいくらか出ているだろうから、金返せよ。外国に恥ずかしくて行けないよ」とバッサリ。安住紳一郎アナに「本音はそうでしょう? すばらしかったですか?」と向けながら「いかにバカだったのかわかるでしょうね、日本は」と手厳しく論評していた。
開閉会式の共通コンセプトは「Moving Forward」、開会式は「United by Emotion」、同閉会式は「Worlds we share」で、いずれも「世界へ向けたメッセージで、あえて和訳はつくっていない」という。なお、式典の制作進行を管理するエグゼクティブプロデューサーはスポーツマネジメント会社を経営する日置貴之氏。聖火台のデザインは欧州などで高い評価を受ける佐藤オオキ氏が手がけている。