2008年11月01日
自然を語る
生物多様性とは何か?と題して自然のあるべき姿を語る
佐藤 謙氏(北海学園大学教授・北海道自然保護協会長)

上ノ国町の森林総面積は
49.951ヘクタ-ルとなっています。
その内道有林23.632ヘクタ-ル(47.3%)
国有林19.040ヘクタ-ル(26.3%)
民有林6.616ヘクタ-ル、
町有林962ヘクタ-ルで、
道有林と国有林の占める比率は73.6%に及んでいます。
05年に国有林内での過剰伐採、
道有林内へのブナ越境伐採が発生し、
刑事告発をされる事件が起きています。
また、国有林内には
ヒノキアスナロの北限地帯として
貴重なヒバ資源が残されています。
しかし、材木搬出の作業道が
尾根づたいにも縦横無尽に作道され、
伐根等も沢に埋めたりで
奥山の荒廃と土砂崩れなどの発生が
危惧されているだけでなく、
絶滅危惧種の貴重な野生生物が
絶滅する危機に曝されています。
この様な現況の中で
ブナ及びヒバ等の貴重な天然林と
絶滅危惧種となっている貴重な野生生物を
わが町の貴重な財産として、
また豊かな自然を子々孫々まで保護・保全して
いかなければならないとの思いから
10月30日札幌市で開催された「自然を語る会」
〃生物多様性とは何か?〃を
政務調査活動の議員研修として位置づけし出席しました。
佐藤謙氏(北海学園大学教授・北海道自然保護協会長)の
講演内容は後日記載報告いたします。
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