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2009年02月10日

最大の政治空白を作っている張本人?

 今開かれている予算委員会で<民主党議員の質疑に「小泉政権時の郵政民営化については、総務大臣の私がはずされていた。ぬれぎぬを着せられては大変遺憾だ。担当したのは竹中氏だった。」と発言して、質疑そのものが自分を陥れるものだと言わんばっかりの態度であった。

 しかし、昨年の9月の総裁選候補者の討論会で、小池百合子候補に「郵政民営化は反対なのですか」と問われて、麻生氏は「民営化を担当したのは総務大臣の私ですよ」と応えていたことがテレビで放送された。

 国民は、ただただあきれ果てている。これほど自分の発言に無責任な総理大臣はいないのではないか。麻生首相は「あんたら国民は下々の者であり、物の考え方が違うんだ。」との姿がありありだ。

 何が景気対策が先なのか。自ら最大の政治空白を作って、国民を苦しめていることである。自公民も総選挙が恐ろしくてならないのだろう。国民の思いは各種の世論調査に顕著に表れている。以下は朝日新聞の調査結果だ。

   内閣支持、最低の14% 朝日新聞2月世論調査2009年2月9日21時39分

 朝日新聞社が7、8の両日実施した全国世論調査(電話)によると、麻生内閣の支持率は14%で、内閣発足以来最低だった前回調査(1月10、11日)の19%をさらに下回った。不支持率は73%(前回67%)に達した。支持率低下に歯止めがかからないなかで、麻生首相が09年度予算成立後の「春解散」に踏み切れるかが焦点となる。

 調査方法が違うので単純比較はできないものの、01年2月の森内閣の9%以来となる低い支持率だ。

 「いま投票するとしたら」として聞いた衆院選比例区の投票先は、自民の22%(同25%)に対し、民主は42%(同38%)と倍近い。民主は07年の参院選以降、初めて4割を超えた。政党支持率も民主は25%(同24%)で、自民の22%(同24%)を上回った。

 衆院選の時期については、「できるだけ早く」が60%にのぼり、「急ぐ必要はない」は31%だった。

 景気回復後に消費税を引き上げることには賛成が45%、反対が47%と拮抗(きっ・こう)した。

 政府の税制改正関連法案には、11年度までに消費税引き上げなどを準備することが盛られているが、実施時期は別に定めるとした。引き上げ時期を決めなかったことを「妥当だ」とする意見は67%で、「妥当でない」は21%。増税への賛否にかかわらず、妥当との見方が大きく上回る。一方で、消費税に対する首相の取り組みを「評価する」は15%にとどまり、「評価しない」が72%に上った。

 国家公務員の天下り問題についても聞いた。省庁によるあっせんは3年以内に禁止され、国の官民人材交流センターに一本化されることになっていたが、これを麻生首相が来年に前倒しする方針を示したことには、「評価する」が55%。「評価しない」の30%を上回ったが、「評価する」と答えた人の間でも内閣支持は19%しかおらず、支持回復には役立っていない。

■「春解散」遠のく

 麻生首相は9日、内閣支持率低下について「真摯(しんし)に受け止める」と平静を装ったが、景気と支持率の好転が見込めない現状では、09年度予算成立後の春に衆院解散に打って出るのは難しくなってきた。

 予算成立後に、09年度補正予算案の骨格を掲げて解散という攻めのシナリオを見送れば、首相の選択肢は、任期満了まで延命を図り好機を探るか、退陣するかに絞られる。与党幹部からは「予算が成立すれば、自民党内で麻生総裁のままでいいのかという話になってくる」と、「麻生おろし」への言及も出始めた。

 政府・与党幹部の多くは、支持率低下の原因を「郵政民営化に賛成じゃなかった」という首相発言とみている。首相は最近、経済対策などを前提にしつつ「今回の不況は大騒ぎするようなものだとは思えない」とも語った。首相の資質にかかわる軽率な発言によって「何をやっても首相はダメ、となっている」(閣僚)との声が漏れるほどで、首相離れは加速している。(円満亮太)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:55Comments(0)思  い