2010年04月16日
大阪代理戦争が勃発
「読売vs.ABC」で「自民党vs.民主党」の大阪代理戦争が勃発
今夏の参議院選挙に向けて、自民党と民主党の仁義なきバトルが各地で始まっている。
特に盛り上がっているのが大阪である。豪腕・小沢一郎率いる民主党が、大阪で切ったカードは強力であった。関西で圧倒的な支持を受けているABC(大阪朝日放送)の人気番組『探偵!ナイトスクープ』で、21年間という長きに渡りアシスタントを務めてきた岡部まりを擁立することが決まったのだ。
これには大阪が揺れた。関西で平均視聴率20%を誇る同番組の看板であった岡部まりの選挙運動には、西田敏行局長を筆頭に出演者たちが大挙して駆けつけるものと思われ、当選は確実と見られている。
このままでは大阪は民主党の基盤となってしまう状態だ。もちろん、大阪の自民党関係者もこのまま指をくわえて見ている訳ではない。ナイトスクープ人気の前で苦戦が予想される自民党が担ぎ出そうとしているのが、読売テレビの人気アナウンサー・辛坊治郎であると噂されているのだ。
辛坊アナウンサーの知的で温厚な語り口調は、大阪の主婦層からも好感を持たれており、報道局次長としての報道活動は、中高年男性からも支持されている。確かに、岡部まりの対抗馬には適任であろう。もっとも辛坊アナウンサーは、自民党には好感を持っているとは思えず、まだまだ流動的ではある。
この組み合わせの選挙戦が実現するとすれば、ABCと読売というテレビ局対決でもあると同時に、かねてより自民党と懇意にしている読売テレビと、旧社会党議員とルートを持つABC(大阪朝日放送)の大阪代理戦争になる。
(2010年04月16日/ 提供:リアルライブ)
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2010年04月16日
自民内で批判「オオカミ中年」だ
舛添氏、東国原氏と会談
新党構想に触れず 自民内で批判「オオカミ中年」だ
自民党の舛添要一前厚生労働相(61)は15日午後、参院議員会館で東国原英夫宮崎県知事(52)と約40分会談し、地方分権推進に向け協力していくことで一致した。新党構想については話題に出なかったという。
舛添氏は引き続き東国原氏や橋下徹大阪府知事(40)との連携を深め、存在感をアピールしていく構えだが、自民党内からは、新党結成をちらつかせる舛添氏に対する批判が一気に高まっている。
東国原氏によると、舛添氏は夏の参院選前にまとめる政策集に東国原氏の地方分権への意見を反映させたいとの考えを示した。東国原氏は「地方税財源の確保など権限や財源の移管について政策を打ち出すなら応援する」と応じたという。
15日朝の自民党の全議員懇談会では、舛添氏について谷垣禎一総裁に厳しい対応を求める声が相次いだ。平沢勝栄衆院議員は「総裁の『みんなでやろうぜ』は分かるが、もっと非情になってほしい」と求めた。
懇談会終了後も議員たちの舛添氏への批判は収まらず、後藤田正純衆院議員は「党を出るなら出ればいいが、このままでは『オオカミ中年』だ」と痛烈に皮肉った。
(2010年4月16日(金)産経新聞)
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