2014年04月10日
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2014年04月10日
最悪商品は雪印製、最悪企業はマリンフード 心疾患招くトランス脂肪酸の含有率
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食べるな!!マーガリンはプラスチックだった!?
最悪商品は雪印製、最悪企業はマリンフード 心疾患招くトランス脂肪酸の含有率
My news japan 17:56 04/08 2008
http://www.mynewsjapan.com/reports/815
マーガリン等に多く含まれるトランス脂肪酸は心疾患の原因となることが指摘され、NY市が外食店での実質使用禁止に踏み切るなど、欧米では規制が進んでいる。だが食品・外食業界のコスト増となるため、生活者よりも企業の立場で政策決定する日本では規制ゼロ。
主要メーカーに取材すると、ワースト製品は「雪印Sマーガリン」でパン2枚に塗るだけで摂取し過ぎだ。生協製品も軒並み高かったが、ワースト企業は、学校給食用にも卸しているマリンフードで、情報公開すら拒んだ。

◇NYでは今夏から全面規制
マーガリンなどに多く含まれる「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールを増加させ、心筋梗塞をはじめとする心臓疾患を引き起こすことが分かってきており、欧米を中心に使用規制が進んでいる。
米国ニューヨーク市では2008年7月から、すべてのメニューに含まれるトランス脂肪酸の量を一食当たり0.5グラム未満に抑えるよう義務付ける。昨年7月、ファストフード店を含む全レストランに対し、調理油やマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸の量を一食あたり0.5グラム未満に抑える条例を施行し、実質使用禁止となったが、これを全メニューに広げる。
デンマークでは2004年1月から、トランス脂肪酸の含有率が2%を超える加工食品の販売を禁止済みだ。カナダでは2005年12月から、トランス脂肪酸の含有量の表示を義務づけた。米国でも2006年1月から含有量の表示が義務付けられている。
消費者の命より企業利益を優先する日本では、相変わらず対応が遅れており、今のところ各国の対応状況を静観するのみ(一番下の画像・食品安全委員会の資料参照)で、国内で規制する動きはなく、表示の義務すらない。
◇ワースト1は雪印、生協も軒並み高く
そこで、日本の主要メーカー7社の、家庭用マーガリンのトランス脂肪酸の含有量を取材し、ワーストランキングを作成した(右記)。
取材したメーカーは、雪印乳業、マリンフード、明治乳業、生協、J-オイルミルズ、小岩井乳業、月島食品工業の7社。主要メーカーが加盟する日本マーガリン工業会に、家庭用マーガリンの主要メーカーを問い合わせ、取材対象を以上7社に絞り、全商品をピックアップした。
対象となるマーガリン商品は、全部で59商品。メーカー別の商品数の内訳は、雪印20、マリンフード18、生協8、J-オイルミルズ5、明治乳業4、小岩井乳業3、月島食品工業1。
各メーカーは、積極的に公開はしていないが、問い合わせをする消費者や取材に対しては、個別に相談窓口や広報部で数値を教えている。その数値に基づきランキングにした。(生協は全マーガリン商品の数値をHP上で公開。マリンフードは非公開)。
家庭用マーガリンのワーストランキング第一位は、『雪印 Sマーガリン』。料理用のマーガリンで、含有量は16.0%に上る。ワースト2位は、『雪印 ネオマーガリン』の14.0%、ワースト3位は、生協の『コープ コーンソフト100 バターの風味』13.5%だった。
※マーガリン商品トランス脂肪酸含有量ワースト10。ワースト上位は、パン1、2枚にぬるだけでWHOが定めた一日の摂取量を優にオーバーし、リスクが高い



