さぽろぐ

日記・一般  |その他北海道

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2007年08月08日



今晩7時過ぎに庭の小枝に雨の中
待ちきれずに脱皮し
まだハネが青色状態の
セミが葉の裏側に止まっていました。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 23:51Comments(0)

2007年08月08日

里山づくりと天然林保護

            ブナ天然林


           平野部に植裁したナラ人工林


 いま、農業従事者の高齢化が進み、
 農業経営の中心になっている年代は、
 60歳代から70歳代が担っている状況にあります。

 わが町は農地等の基盤整備が遅れをなした中で、
 高齢化が進み展望のない国の農政と相まって、
 安全・安心な食糧の生産ができる、
 基盤が崩壊しつつあります。

 現状の農山村の過疎地では、
 農で生きていくのは、
 並大抵の自己努力では生きていけない
 今日となっています。

 そのため、
 条件の悪い農地だけでなく優良農地さえ、
 耕作放棄地となって農地の荒廃が進んでいます。

 自然豊かな町も、
 農地が農地としての役割を果してこそ、
 バランスのとれた豊かな自然が、
 保たれていくものだと思います。

 町はいま緑の回廊事業として、
 30km以上の海岸線を
 「日本海グリンベルト構想」と位置付けし、
 ドングリ・カシワの山づくり事業に取り組み、
 またモミジの里づくりの、
 コミニュ二ティ事業に取り組んでいます。

 今後更に、
 平野部の荒廃している農地等を、
 「自然環境保全地」と位置付けし、
 新たな里山づくりの政策課題を、
 具体的に検討していくべきだと考えます。

 総面積の92%が森林面積のわが町、
 その内90%以上が道有林と国有林です。

 北海道の一つの町で、
 ブナ天然林の蓄積量が、
 北海道の道有林内の46%にも及んでいます。

 ブナ天然林は、
 道民の貴重な財産であり、
 わが町に取っては、
 「農・漁の基盤」の本であり、
 子々孫々まで守り育てる、
 かけがいのない宝物です。

 この町に住んでる人々が、
 一丸となってその先頭に立ち、
 道有林と国有林内のブナ林をはじめとする、
 「天然林の保護と保全」の運動に、
 取り組んでいかなければ、
 ならないものと考えます。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 19:24Comments(0)