さぽろぐ

日記・一般  |その他北海道

ログインヘルプ


2007年08月09日

親の姿



 いま上ノ国高校の存続問題は町にとって、
 大変重要な政治課題となっています。
 しかし現状は、
 これもまた大変厳しい状況に
 あると言わざるを得ません。

 7月20日調査の現況では
 卒業予定者数が68名となっており、
 進学予定者が62名です。
 その内上高には24名、江差15名、
 渡島学区(函館市)10名、学区外8名、
 私立・他5名と予定されています。

 このままで推移すると
 特例二間口を維持するための
 41名の確保は、
 率直に言って大変厳しい
 状況になると言わざるを得ません。

 上高以外に何故と言われる声も
 数多く聞かされているところですが、
 子どもの教育を受ける権利には、
 行政は勿論のことたとえ親であっても、
 その権利は保障しなければならないものです。

 中学校では昨年もいじめ問題がありました。
 学校と教職員は、
 どんなことでも包み隠さず明らかにし、
 問題の根本原因質し、
 解決の方向性を明確にして
 問題解決のために、
 学校現場が一つになって
 真摯に取り組んでいただくことでした。

 教育委員会は
 機敏に情報を把握し的確な指導をすることが求められました。
 根本は
 子どもたちの立場に立った視点と、
 父母の信頼を得られる真剣な対応をする事でした。

 問題解決後、
 一つだけ気になっていたことがありました。
 それは
 学校経営管理者と
 教職員集団が各自の自己責任も含めて、
 真剣な議論がなされていたのかどうかということでした。

 今また「荒れ」ているとのことで
 父母の心配なされている声が聞こえています。
 子どもたちが
 学ぶことが誇りと思える学校づくりには、
 父母の皆さんも
 子どもたちに学ぶ喜びを持つことへの
 親としての行動も必要だと考えます。

 率直な思いのもう一つとして、
 父母の責任を持った姿や行動を
 子どもたちに見せることがいま求められています。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 21:58Comments(0)