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2010年06月15日

尾田議員、一般質問行う


 平成22年第2回定例町議会(6月議会)が15日午前10時より開会され、一般質問で6番目に登壇した尾田議員は、以下の質問を工藤町長に行いました。

 尾田議員の再、再々質問と町長並びに担当課長等の答弁は、会議録が精査され公開手続きが終わり次第報告いたします。


質問者尾田孝人議員


1、夷王山周辺の「上ノ国町の花」の育成保護保全管理の実態は。



 昭和53年9月25日に、上ノ国町の花を「エゾヤマツツジ」。上ノ国町の木を「ヒノキアスナロ」と制定しました。
 毎年6月第3日曜日に「夷王山まつり」を開催しており、今年はこの20日に執り行われます。

 夷王山周辺のエゾヤマツツジは、町営八幡牧場が昭和43年「町営草地」を設置するに当たって、牧野内の エゾヤマツツジの移植等を行いましたが、その一部が盗掘されるなどの被害を被ってきました。

 道南では、函館市恵山町恵山のツツジ、八雲町落部のツツジ祭りなどが多くの花見客を呼び込んでいます。

 私は歴代の町長に、夷王山周辺のエゾヤマツツジの再生について提案してきましたが、工藤町政として、夷王山周辺のエゾヤマツツジをどのように認識し、位置づけなされているか。

 夷王山周辺のエゾヤマツツジの株数の実態等を調査し把握なされていますか。

 夷王山周辺のエゾヤマツツジの育成保護保全管理は、毎年どのように行ってきていますかお伺いします。

答弁者・工藤昇町長
1点目、夷王山周辺の「上ノ国町の花」の育成保護保全管理の実態はのご質問であります。


夷王山周辺には、昭和の始め頃までは山腹から展望台やレストハウスの付近、およびキャンプ場の周囲から記念の森にかけてなど多くの範囲にエゾヤマツツジが自生しておりました。
 例年満開となる六月中旬には夷王山まつりが開催されていて、町内外の大勢の方々に親しまれ、町花にも指定されてきたところであります。

 しかしながら、戦後に入って八幡牧場の整備等に伴い大規模伐根除去や装置造成等に起因すると思慮される塩害等の影響により、年々ツツジの群落が大幅に減少して参りました。一方で町花として夷王山まつりには欠かせない陰の主役でありますことから、今後とも大事な財産として守り育てて参りたいと考えております。

 エゾヤマツツジの株数の実態を調査し把握しているかとのご質問ですが、これまで調査を行った記録はないのが実態となっているところでございます。
 また育成保護保全管理は毎年どのように行ってきているかとのご質問ですが、道立自然公園の中の中世史跡公園や行っている状況でございます。

(尾田議員は再再質問で、5月は松前の桜。6月エゾヤマツツジ夷王山まつりで観光客に来てもらうことであり、エゾヤマツツジが産業興しになると位置づけして、何年間か専門業者などに育成管理をさせ、ツツジを再生させる対策を講ずることを提案しました。)

質問者尾田孝人議員
2、「東京かみのくに会」の、思いを受け取める姿勢のあり方は。



 「東京かみのくに会」は、平成10年2月に設立され、ふるさと上ノ国町への熱い思いを持って活動を続けており、町の花である「エゾヤマツツジ」を、会員の皆さんが自己負担をして10年間、町に寄贈なされてきました。

 今年はまた、会員の方が個人的に要請を受けた中で、高額の苗木を寄贈されております。

「東京かみのくに会」が寄贈し、植栽された「エゾヤマツツジ」は、数年前まで、会員の家族の方がボランティアで、毎年数回の草刈などを行ってきておりましたが、毎年上ノ国町として、育成保護保全管理の予算をいくら計上し、誰に維持管理をさせてきましたかお伺いします。

答弁者・工藤昇町長
2点目、「東京かみのくに会」の、思いを受け取める姿勢のあり方はのご質問であります。


 東京かみのくに会では、これまで夷王山周辺へ千本のエゾヤマツツジを寄贈していただき、このうち始めの四百本は緑のふるさとの記念の森付近に植樹され、後の六百本は展望台付近に植樹されて参りました。



 町では年に一度ツツジ群落周辺の草刈業務を町内の業者へ委託発注して実施している状況でございまして、育成保護保全管理にかかる費用につきましては、その草刈業務に含まれておりますのでご理解いただきたいと存じます。

(尾田議員は再、再質問で、肥料や剪定などの手入れもしない。一回の草刈だけで終わらしている。東京かみのくに会が、町花のエゾヤマツツジを寄贈しているふるさとを想う心を、町が真摯に受け止めていない姿で心苦しい思いであり、育成管理をきちんとすべきことを提案しました。)

質問者尾田孝人議員
3、「日本海グリ-ンベルト構想」に基づく植栽活動推進の方向性は。


 工藤町長が「日本海グリ-ンベルト構想」を掲げ、町内の海岸線にドングリの実やカシワの苗木等を植栽始めて4年目を迎えております。
この構想が、北海道の日本海沿岸沿いの自治体への取り組みに一層発展していくことが、将来、海岸線での魚付け林の役割も果たし、漁業振興の一助として大きな役割を果たしていくことにもなるでしょう。

 これまで同構想実現のため10月に、町民や関係機関の方々等100数十名の参加で植栽活動を行ってきていますが、植栽後の管理に、上ノ国町グリ-ンベルト構想推進協議会がどのように係わってきていますか伺います。

答弁者・工藤昇町長
3点目、日本海グリーンベルト構想における植栽後の管理に協議会がどのように関わってきているのかとのご質問でありますが、
 
 同協議会は、豊かな海づくりを目指し、協働による沿岸林造成に取り組むことを目的として、ひやま漁協上ノ国支所が中心となって平成十九年に設立され、檜山管内のみならず道内の日本海沿岸市町村にも構想の輪が広がっていくことに期待しているところであります。

 同構想の目標として、「沿岸林を造成する」、「成長状況調査を実施する」、「地域協働組織の育成」、「森林の教育・啓発」を掲げており、ゆるやかではありますが、その成果は見えてきているものと感じております。

 一方で、植栽後の管理に同協議会の一部委員によって管理にあたってきているのが実態でありますので、一人でも多くの皆さんが関わっていただきたいと考えております。

質問者尾田孝人議員
4、里山天然林の保護と災害発生の予防対策は。


 民有林等で、伐期を迎えている杉やカラ松等が、木材市場の低迷により販売ができずに苦慮している状況にあります。
 この様な人工林の状況の中で、近年町内里山の天然林の伐採が進んでいます。町は「上ノ国町グリ-ンベルト構想」に基づき、海岸線に天然林の再生を目指して植栽事業を行っていますが、これら伐採が進んでいる里山は個人の民有林であります。
この天然林里山を町民共有の公共財産として、町行政としてどうすべきか、どうあるべきかを検討すべきと考えますが如何か。

 伐採跡地は、木材搬出道で山肌が縦横無尽に開削されており、ここ十数年毎年のように集中豪雨災害が発生している状況から、山腹崩壊までいかなくとも、土砂濁水が流失している実態にもあり、その対策を誰にどのように取っていただくのか。

 また、町としてこれらの実態を把握し、災害発生防止等の方向性を確立しておくべきではないのか、町長の所見を伺います。

答弁者・工藤昇町長
4点目、里山天然林の保護と災害発生の予防対策についてのご質問でありますが、


 里山天然林など森林の持つ多面的機能を保持し持続的に発揮させて、その機能を活用するために、豊かな生態系を育む森林を守り、育て、将来の世代に引き継ぐことが重要であろうと考えておりますが、個人の民有林については伐採の届出書の提出により、伐採されているのが現状であり、大変難しい問題でもあると認識しております。

 町としては、伐採跡地での土砂濁水の流失などによる災害発生の予防対策も含めて、関係機関と連携を図りながら、森林所有者に対する里山の重要性や施業及び伐採後における植栽の指導の徹底などを図ってまいりたいと考えております。

質問者尾田孝人議員
5、職員の果敢な職務能力発揮施策は。

 3期目の町政執行目標を、第5次上ノ国町総合計画の将来像に基づき、

 創意工夫で地域の活力を起こす産業交流のまち、だれもが安心して生涯穏やかに暮らせるまち、自然と共生し美しくゆとりある安全安心のまち、自ら学び地域と共に人を育む教育文化のまち、語らいとふれあいが実感できる参画協働のまち
 を、新たな5つの基本目標として掲げ、その達成に向けて、職員共々、自分の目で見て、自分の肌で感じ、リスクを恐れず新しい物に挑戦していくとされています。

 町長の町政遂行に当たって、その職務執行を担う職員に、これらの基本目標をどのように共通の認識と確信にさせ、リスクを恐れさせず、挑戦させていくのか、町長の所見を伺います。

答弁者・工藤昇町長
5点目、「職員の果敢な職務能力発揮施策は」についてでございますが、


 私は職員に対し常日頃から、事務事業等を推し進めるに当たっては、「住民の中に自ら入り、住民と同じ目線にたった中での事業推進を心がけるよう」、話して参りました。

 また、「失敗を恐れるな、積極的な失敗なら何度でもやれ。積極的に行った結果の失敗なら、責任は町長である私が取る。」とも話して参りました。
 今後も機会ある毎に、住民の中に入り、住民の声を拾い上げ、その声を可能な限り行政に反映させるよう努めさせると共に、何事にもリスクを恐れず伸び伸びと果敢に挑戦させて参る所存ですので、ご理解を願いたいと存じます。

質問者尾田孝人議員
6、3期目町政執行の行政機構態勢強化を。


 平成17年度から5年間の自立プランを策定し、まちづくりの施策推進のため、行政の機構改革の一環としてグル-プ制の導入を図り町政執行を行ってきました。
 自立プランにおける財政諸課題は、町民の皆さんの痛みを伴う理解と協力の下に成果を上げてきました。

今年度から始まる第5次上ノ国町総合計画遂行は初年度であり、更に、新たな5つの基本目標達成に向けての1年目でもあります。
 そのためにも、室・グル-プ体制を廃止・見直しを行い、新たな組織機構に改・再編して、3期目の町政執行を執り進めるべきでと思いますが如何か町長の所見を伺います。

答弁者・工藤昇町長
6点目、行政機構体制強化のご質問でございますが、


 平成十七年に策定した自立プランにおいて「社会情勢の変化に迅速で的確に対応できるスリムな組織を目指す」として、町長部局の九課を四課一室に再編し、少人数でも事務事業の執行に対して柔軟に対応できるようにグループ制を導入したほか、当面の課題処理のため室を設けたところでございます。

 組織機構体制の再編については、今定例会で提案申し上げているとおり、当面の間設置することとしておりました参事職を現在においても発令するような状況にありますことから、参事職を発令している課については、原則分課することとして七課に再編し、また室については廃止することとしましたが、臨時又は特殊な事務においてはこれまでどおり必要に応じて室を設けることも可能といたしました。

 グループ制については、現状の職員数で今後とも事務事業を執行するためには、同制度を継続する必要があると考えておりますが、課の再編に併せてグループの見直しを行い、又これまで課に配置した主査以下の職員については担当グループを付して発令することとしました。
 以上申し上げましたとおり、今定例会において関係する条例の一部改正についてを議会の議決を得た上で、組織機構の再編を実施して参りたいと存じます。





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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:19Comments(0)議員活動

2010年06月15日

政府提出法案成立、戦後2番目の低水準



     <国会>16日閉会 政府提出法案成立、
      戦後2番目の低水準


 第174通常国会は16日、150日間の会期を終え閉会する。鳩山由紀夫前首相の退陣による中断に加え、早期の参院選日程を組みたい政府・民主党の意向で会期を延長しないため、16日成立見通しの2法案を含めても政府提出法案は63件(新規)中37件の成立にとどまる。

 成立率は58.7%で、大学紛争などに揺れた68年12月召集の通常国会(佐藤栄作内閣、55.8%)に次ぎ、通常国会としては戦後2番目の低水準となる。

 与党が重要法案として衆院で強行採決した郵政改革法案や国家公務員法改正案は廃案。衆院で審議中の政治主導確立法案や労働者派遣法改正案などは継続審議となる。

 議員立法では、夏の参院選からインターネットの選挙利用を解禁することで与野党が合意していた公職選挙法改正案が時間切れで提出できなかった。

 第二次大戦後に旧ソ連のシベリアやモンゴルに強制抑留された日本人に特別給付金を支給するシベリア抑留者支援特措法案は、16日の衆院本会議で成立する見込み。【大場伸也】

 (6月15日20時6分配信 毎日新聞)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:20Comments(0)

2010年06月15日

 <参院代表質問>菅首相「棒読み答弁」 



    <参院代表質問>菅首相「棒読み答弁」 
     社民には一転丁寧に


 菅直人首相の所信表明に対する各党の代表質問が15日、参院本会議で行われ、野党各党は「政治とカネ」の問題などで厳しく追及したが、首相はひたすら答弁用紙を読みあげる「棒読み答弁」に終始した。

 ただ、連立離脱後初めて質問に立った社民党の福島瑞穂党首に対しては一転して丁寧に答えるなど関係修復を目指しているとも受け取れる対応をとった。

 福島氏は普天間問題で、地元沖縄の合意なしに日米合意を優先させた政府の判断について「民主主義を踏みにじり強行するのは反対だ」などと激しく批判した。

 これに対し、首相は社民党の村山富市元首相が「日米安保堅持」方針へ政策転換したことを挙げ、「『日米安保条約を破棄するという線では日米関係は維持されない』という高度な判断もあったのではないか」との解釈を披露。

 野党時代に「国外・県外」を掲げながら方針転換した自らに対する理解を求めた。さらに「副総理として(普天間問題の)混乱状況を防げなかったことに責任を痛感している」と反省してみせた。

 一方で、自民党の西田昌司参院議員らが、鳩山由紀夫前首相と小沢一郎前幹事長の「政治とカネ」の問題を取り上げて激しい批判を展開すると、首相は「お二人とも政治責任を取り重大な決断をされた」などとの答弁に終始した。

 参院選を目前に控え「イラ菅」を封印する守りの姿勢に徹し、再質問に立った西田氏から「答弁になっていない」とののしられる一幕もあった。【高山祐】

 (6月15日20時3分配信 毎日新聞)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:18Comments(0)

2010年06月15日

菅首相、在任中は靖国神社参拝せず



    <参院代表質問>菅首相、在任中は靖国神社参拝せず 

 菅直人首相は15日、参院本会議で行われた代表質問で、靖国神社参拝について「個人的には何度も参拝したことはあるが、靖国神社にはA級戦犯が合祀(ごうし)され、首相や閣僚の公式参拝は問題があると考えており、首相在任中に参拝するつもりはない」と明言した。

 憲法改正では「内閣の喫緊の課題とは現在考えていない。経済と国民生活を立て直すことが第一」と述べ、慎重姿勢を示した。

 宮崎県で広がる口蹄疫(こうていえき)問題に関しては「(政府対応に)問題点があり、反省すべき点もある」と認めた上で「自衛隊の増派も含めて対応する」と述べ、被害拡大防止に万全を期す考えを強調した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題では、県知事が海域の埋め立てを許可しない場合に備え、許可がなくても代替移設が建設できるようにする特別措置法を制定する可能性について「念頭に全くない」と否定した。

 企業・団体献金の扱いについては「全面禁止することによって、不透明さや不祥事の再発を防止すべきだ。速やかに(与野党の)協議機関を設置し、建設的な議論をしていただきたい」と述べ、政治資金規正法改正に意欲を示した。

 自民党の西田昌司、佐藤正久、林芳正の3氏、新党改革の舛添要一代表への答弁。【野原大輔】

(6月15日19時34分配信 毎日新聞)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:17Comments(0)

2010年06月15日

農協にも金融庁検査=行刷会議分科会が提言



     農協にも金融庁検査=行刷会議分科会が提言
 
 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は15日夕、菅内閣発足後初の会合を開き、同会議の規制・制度改革分科会がまとめた報告書を首相に提出した。

 報告書は、一定規模以上の農協について、預金者保護の観点から金融庁による検査を実施することなどを求めている。報告書の内容は今月中に閣議決定される見通し。

 報告書は、農業、環境、医療の3分野を中心に計66項目の規制や制度について、改善策を盛り込んだ。農協の貯金・貸し出しなど信用事業は、現在も都道府県知事の要請があった場合は金融庁が検査できる仕組みになっているが、これまで検査は一度も行われたことがない。

 このため、(1)預金量が一定規模以上(2)不祥事が繰り返されるなど法令順守への姿勢が疑われる―などの場合には、金融庁が農林水産省とともに検査できるようにするための基準・指針を作成するべきだと明記。その際、知事の要請を必要とすべきかどうかも検討するよう求めた。 

(6月15日18時56分配信 時事通信)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:16Comments(0)

2010年06月15日

早期衆院解散を否定



     菅首相 早期衆院解散を否定 参院代表質問

 菅直人首相の所信表明演説に対する各党代表質問が15日午前、参院本会議で行われ、菅首相は「まず参議院選挙において民意を聞くのが筋だ」と述べ、早期の衆院解散を否定した。自民党の林芳正政調会長代理が衆院を解散し、信を問うよう求めたのに対し答えた。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題については「真摯(しんし)な形での意思疎通を改めて始めていきたい」と述べ、沖縄との信頼関係回復を目指す考えを示した。

 消費税引き上げに関しては「税制の抜本改革に着手することが不可欠」としながらも、数値や時期は明言しなかった。

 また、玄葉光一郎公務員制度改革担当相(民主党政調会長)は「マニフェストは生き物で、手入れが必要。環境、状況の変化に応じて柔軟に見直すことも重要だ」と述べ、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)を見直す方針を示した。【野原大輔】

(6月15日 配信 毎日新聞)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:15Comments(0)

2010年06月15日

「米軍基地見直し」削除



     民主党の参院選公約「米軍基地見直し」削除 

 民主党の夏の参院選公約の外交・安全保障分野の全容が14日、判明した。

 昨年の衆院選政権公約(マニフェスト)にあった「在日米軍基地のあり方について見直しの方向で臨む」とした表現を削除し、ソマリア沖の海賊対策で自衛隊の活用を明記した。社民党の連立離脱を受けて現実路線にかじを切ったのが特徴だ。

 衆院選公約の外交・安保部分との鮮明な違いは日米関係の位置づけ。冒頭にあった「緊密で対等な日米関係を築く」は、参院選公約では「総合安全保障、経済、文化などの分野で関係を強化することで日米同盟を深化させる」とし、米側の警戒や、日米安保の在り方を巡る論争を呼んだ「対等」の位置づけを弱めた。

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題では、5月末の日米合意で一定の結論が出たとの観点から、基地自体の「見直し」は盛り込まず、「日米合意に基づいて、沖縄の負担軽減に取り組む」とし、日米合意の実現を目指す姿勢を明確にする。日米地位協定は引き続き「改定を提起する」とした。

 海賊対策は、衆院選公約では避けた自衛隊の活用を明記し、「自衛隊などの海賊対処活動を継続」とした。

 衆院選公約からの一連の変化は、社民党の連立離脱を受けたもの。社民党離脱前は、在日米軍基地について「引き続き見直しの方向で臨む」とし、海賊対処活動の実施主体は「自衛隊や海上保安庁」としていたものを改めた。

 ◇民主党参院選公約の外交・安全保障分野の要旨は以下の通り。

 ▽総合安全保障、経済、文化分野の関係を強化し、日米関係を深化させる。普天間基地移設問題は日米合意に基づき、沖縄の負担軽減に全力を尽くす。

 ▽海上輸送の安全確保と国際貢献のため、自衛隊などの海賊対処活動を継続。

 ▽防衛大綱・中期防衛計画を本年中に策定し、豪州、韓国、インドとの防衛協力を推進。中国の防衛政策の透明性を求めつつ、防衛交流など信頼関係を強化。

 ▽防衛生産技術基盤の維持・活性化を図るため、平和国家理念を前提に、防衛装備品の民間転用を推進。

(6月15日 配信 読売新聞)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:14Comments(0)

2010年06月15日

野球賭博認めた!…警視庁本格調査へ



    琴光喜逮捕も!野球賭博認めた!…警視庁本格調査へ
 
 野球賭博にかかわった疑惑が浮上していた大関・琴光喜(34)=佐渡ケ嶽=が14日、日本相撲協会へ提出した上申書で野球賭博を行っていたことを認めた。これまで協会の調査などでは、賭博への関与は全面否定しており、ウソの説明をしていたことになる。

 協会は上申書を警視庁へ提出し、対応策を協議するため15日に緊急理事会を開く。今後は立件を視野に本格的な捜査のメスが入ることは確実で、現役大関の逮捕という最悪の事態に発展する可能性も出てきた。

 琴光喜がウソをついていた。夏場所中に一部週刊誌で野球賭博への疑惑が浮上してから、協会でも報道陣にも一貫して「知らないことです」と否定していた。それが上申書で一転、違法な野球賭博への関与を認めたのだ。

 渦中の大関はこの日、千葉・松戸市の自宅前で「警察の方で聴取があるのでお答えすることはできません」と話し、賭博を認めたのか?との問いには「はい。ファンの方を裏切って申し訳ありません」と謝罪した。自らの進退については「協会にお任せしています」と解雇を含む厳罰を覚悟している胸中を明かした。

 ウソが発覚した上申書は、複数の力士が仲間内で野球賭博を行っていたことを公表したことを受け、協会が11日に全51部屋へ実態を調査するために配布した。

 この日が提出期限で、その中で琴光喜は野球賭博への関与を認めた。週刊誌で報じられた暴力団が絡んだ賭け事だったかは不明だが、琴光喜は27日の理事会を含め、あらゆる事情聴取で野球賭博そのものへの関与を否定しており、明らかに虚偽の証言を行ったことになる。

 思わぬ事態を受け、協会も動いた。15日に緊急理事会の招集を決定。上申書の内容の報告と今後の対応策を協議する。さらにこれまで以上に警視庁への捜査に全面協力する方針を固めた。

 今回の調査で分かった琴光喜を含む賭博にかかわった力士を通報。午後4時過ぎに捜査員が国技館に入り、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)ら協会幹部から説明を受けた。

 さらに協会は上申書をすべて警視庁へ提出。これを受け、同庁組織犯罪対策3課は近く琴光喜を改めて事情聴取する方針を固めた。前回の聴取では「言えない」としていた大関だが、今回はウソをついた経緯や賭博の内容など、厳しい捜査が続くものとみられる。立件の可能性が注目されるが、もしそうなれば最悪、逮捕という非常事態も浮上する。

 武蔵川理事長は「警察に報告し、お任せしている。そうした以上は処分はできない」と明言。捜査の推移を見守る姿勢を強調した。15日の緊急理事会には琴光喜を呼ばず、処分も決定しない方針だ。

 全面否定から一転の自白には「本人がそういう心境になったんだろう」と話した。虚偽報告に加え、捜査の本格化。力士として土俵際に追い込まれた琴光喜。最悪の事態になる前に、自ら引退届を提出する可能性もある。

 ◆野球賭博問題の経緯
▼5月19日 20日発売の「週刊新潮」が、大関・琴光喜がプロ野球賭博におぼれ、暴力団関係者から1億円を要求されていると報じていることが発覚。
▼22日 琴光喜が場所中にもかかわらず、警視庁組織犯罪対策3課から任意で事情聴取。賭博を持ちかけたとされる床山にも事情聴取。
▼24日 横綱審議委員会で、日本相撲協会側が琴光喜の野球賭博疑惑に関し事情を説明。琴光喜は疑惑を否定したと報告。
▼27日 理事会に琴光喜が呼ばれ、警視庁から事情聴取を受けたことを説明。改めて疑惑を否定。
▼6月4日 一部写真誌に元関取の証言として、阿武松親方(元関脇・益荒雄)が暴力団と交際していると報じられる。生活指導部の陸奥部長らが事実関係を聴取。琴光喜らから再聴取する可能性も示唆。
▼11日 陸奥部長が報道された以外の力士から野球賭博をしていたとの自己申告があったと発表。すべての協会員を対象に過去5年間にさかのぼって違法賭博の実態を調査するため、各部屋に上申書を送付。
▼14日 野球賭博が琴光喜を含む29人、花札、ゴルフ、マージャンなどが36人と、計65人が何らかの賭博にかかわっていたことを協会が発表。

 ◆琴光喜 啓司(ことみつき・けいじ)本名・田宮啓司。1976年4月11日、愛知県岡崎市出身。34歳。鳥取城北高から日大へ進学。大学時代には27個のタイトルを獲得し、99年に佐渡ケ嶽部屋に入門。同年春に幕下付け出しで初土俵。同年九州で新十両。00年夏場所、新入幕。01年秋に初優勝。07年名古屋場所後に史上最年長となる31歳3か月で大関に昇進。家族は妻と1男。181センチ、159キロ。得意は右四つ、寄り。

(6月15日8時1分配信 スポーツ報知)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:32Comments(0)

2010年06月15日

風向きはどこまで変わったのか


    支持率V字回復 風向きはどこまで変わったのか
 
 菅内閣の支持率が6割になったテレビ・新聞各社の緊急世論調査で、注目すべきは参院選の投票先だ。民主党が自民党の3倍近くに回復した。これにホッと胸をなで下ろしているのが民主党の参院選候補者たちだ。

 鳩山前政権では、街頭演説で政策を訴えるよりも“お詫び行脚”状態だったが、菅政権誕生で「有権者の反応が一気に温かくなった」(党関係者)らしい。風向きはどこまで変わったのか。民主党の公認候補・陣営を直撃した。

「民主党はウソつきだ」。比例代表候補の有田芳生氏(58)は1カ月前、地元の練馬区で街頭演説中、中年男性からこう言われ「ズシンと来た」。目の前でチラシを破り捨てられたこともあった。

 それが鳩山前首相が辞任表明した翌3日から、状況が一変。同じ場所で演説していると「頑張って」と握手を求められ、人が集まった。札幌市内の大通り公園やドーム前でスタッフ2人とチラシを配ると、わずか2日間で5000枚近くがなくなった。

「のぼりを立てるとすぐに人が集まってくれる。昨夏の総選挙の終盤のような熱気が漂っている」――。有田氏は風向きの激変にこう驚く。

 バツグンの知名度を誇る柔道女子の五輪金メダリスト、谷亮子氏(34)。鳩山前内閣が総辞職した翌5日に千葉市内で行った街頭演説で、600人もの聴衆を集めた。

 谷自身は「ただただ一生懸命に頑張るだけです」と低姿勢だが、県連関係者はニンマリ顔だ。

 「ウチ(千葉)は県代表の生方衆院議員が小沢前幹事長を公然と批判していたこともあって、有権者の目が特に厳しかった選挙区。それがダブル辞任で明らかに潮目が変わった。谷候補の演説では、それまでの民主批判がウソのよう。『ヤワラちゃん』と『頑張れ』の大合唱でしたね」

  ●「有権者の反応が違う」
 他の“タレント候補”も風向きの変化を感じているようだ。
 「チラシを受け取る人が多くなり、女性から声を掛けられる機会も多くなった」(庄野真代陣営)
「メールや手紙の応援が増えてきた」(岡崎友紀陣営)

  無名の新人も同様だ。
 「4日ごろから、ビラの受け取り、街頭での演説を見る目……。明らかに有権者の反応が違う」(広島選挙区の中川圭陣営)
 「『頑張って』と声を掛けられることが多くなった。少し前は、ミニ集会の人集めも苦労したが、今は出席者が増えていて反応もいい」(甲信地方選挙区の新人陣営)

 政治評論家の有馬晴海氏がこう言う。
 「党内事情の釈明に追われ、やるせなさが募っていた候補者たちが、政策をどんどん訴えられるようになり、活動しやすくなった。有権者も8カ月間のうっ憤を晴らす思いで『もう一度託してみようか』という気になっている。参院選の投開票日が予定通り7月11日なら、今はちょうど1カ月前。陣営が本格的に始動する時期でもあり、鳩山前首相の辞任表明とタイミングがうまく重なった」

 表紙を差し替えて選挙戦突入――。自民党がやりたくてもやれなかった必勝法だが、すべて小沢一郎の仕掛けとしたら、ホント“選挙の神様”だ。

(2010年06月14日 / 提供:ゲンダイネット)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:22Comments(0)