北海道上ノ国町・天の川菜の花油工房　尾　田　孝　人

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　　　　菅首相、谷外し！
　　　　　同じ候補者を意図的に１時間半差で別々応援
　

　参院選に民主党から比例代表で出馬する柔道金メダリストの谷亮子（３４）が１９日、さいたま市内で街頭演説。埼玉選挙区から出馬する大野元裕氏の応援を行った

　。直後に菅直人首相（６３）も同市内で大野氏の応援演説をしたが、谷に合流のお呼びはかからず。ほぼ同じ時刻に近くにいながら、同じ候補者を別々に応援するという形で、人気者２人のコラボは見送られた。

　谷が大野氏らとともに浦和駅前で演説を終えた約１時間後の午後２時半、菅首相は約６キロ離れた大宮駅前で大野氏を脇に置き、演説を開始した。

　谷陣営の関係者によると「党から『首相は今回、埼玉選挙区の応援なので、比例代表（の谷）は外してほしい』と連絡があった」ため、遠慮したという。選挙区テコ入れが目的とはいえ、やや残念なすれ違い。

　谷は小沢一郎前幹事長の後押しで擁立されたといわれており、菅首相が「脱小沢路線」をアピールするため、今回はタッグを結成しなかったという見方もできる。

　谷はその後、大野氏と再び合流し所沢駅前でも演説。１２日の福井県での演説の前から発熱が続くが、関係者によると復調気配。本人は「ご心配おかけしました」と笑顔も見せていた。

(6月20日8時1分配信 スポーツ報知)



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　　　　　阿武松親方親方ショック！
　　　　　賭博仲介は２９歳床山…警視庁が複数回事情聴取

　大相撲の野球賭博問題で阿武松部屋の３４歳の幕下力士と力士のまげを結う床山の床池（２９）＝本名、池田太＝が関与を認めていたことが１９日、分かった。

　中でも床池はすでに複数の関係者の証言で大関・琴光喜らと暴力団関係者とみられる胴元の仲介役を務めていたことが発覚している。

　角界の野球賭博汚染の大本がこの床池とみられ、警視庁も重大な関心を持って複数回にわたり事情聴取していることも判明した。

　琴光喜から端を発し大嶽親方（元関脇・貴闘力）ら師匠にも広がった野球賭博汚染。根源は阿武松部屋の床池だった。千葉・習志野市の部屋で師匠の阿武松親方（元関脇・益荒雄）は関与の事実は明かさなかったが「このたびは大変、ご迷惑をおかけしまして心からおわび申し上げます」と謝罪した。

　床池はこの日までに野球賭博に関与したという上申書を協会に提出した。力士のまげを結う仕事の床山は特等から五等の階級に分かれており現在は三等。

　知人によると「若い頃はまじめだったが、６～７年ぐらい前から暴力団関係者と交際していたようだ。それから外出するときの服装とか態度がガラっと変わった」と証言する。

　野球賭博もこうした黒い交際をきっかけに数年前に相撲界に持ち込んだものとみられる。役割は暴力団関係者とみられる胴元の仲介役だ。床池が発信源となり、警視庁の調べで関与が発覚した琴光喜、大嶽親方、時津風親方（元幕内・時津海）へ広がっていった。

　警視庁は今回の角界の野球賭博汚染の中心人物としてすでに２回以上にわたり事情を聞いている。また、同庁はこの日、協会の調査で関与が判明した幕内の豊ノ島、豪栄道、豊響を含む力士らから事情聴取したことも判明。３人も床池を通じた賭博への関与が濃厚で今後は立件の可否が焦点になる。

　床山に加えて関与が発覚した幕下力士は、十両まで昇進した経歴を持つ。この力士の兄（３８）も仲介役を務めていた一方で、琴光喜から約３００万円を恐喝した容疑で立件が進んでいる元力士の暴力団関係者。

　幕下力士は床山と同様に警視庁は、全容解明のカギを握る人物として事情を聞かれているようで今後の動向が注目される。

　野球賭博の中心人物がいた阿武松部屋。親方の関与は認められていないが他の弟子も関与が発覚すれば部屋が賭博の温床だったともいえる。弟子の管理、監督責任という意味で今後、協会の理事会で降格を含む厳罰は避けられない。

　◆阿武松部屋　１９９０年名古屋場所限りで引退した元関脇・益荒雄は年寄・錣山を襲名し、所属する押尾川部屋の部屋付き親方となった。９２年９月には年寄・阿武松に名跡を変更し、独立を師匠の押尾川親方（元大関・大麒麟）に申し出たところ激怒されたため、大鵬部屋に移籍。９４年１０月に独立し阿武松部屋を創設。９５年４月に千葉・習志野市に部屋が完成し、部屋開きが行われた。現在は力士数２０人、床山１人が在籍している。主な力士は若荒雄、大道ら。かつては元幕内・片山、元十両・小緑らが在籍した。

　◆床池（とこいけ）本名・池田太。１９８１年３月８日生まれ。２９歳。北海道・札幌市出身。９７年１１月に阿武松部屋へ入門。現在は三等床山。血液型Ｏ。

　(6月20日8時1分配信 スポーツ報知)




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　　　　　調査委に処分任せた、協会“首切り”も覚悟
　
　日本相撲協会は１９日、賭博の実態調査で大関琴光喜ら賭博関与を認めた６５人について、２１日の理事会で設置される調査委員会に処分内容を判断する権限を与える方針を決めた。

　同委員会は協会外部の人員だけで構成される第三者機関となる。野球賭博の胴元が暴力団と特定された場合、協会の規定で定める最も重い解雇を含めた厳罰が妥当と判断される見込み。過去の不祥事で処分の判断に理事会以外が関与するのは初めてとなる、苦汁の決断だ。

　不祥事がおこるたびに、「身内」に甘いと指摘される体質から脱却する。この日、東京・両国国技館で武蔵川理事長（元横綱三重ノ海）や陸奥生活指導部長（元大関霧島）ら執行部が休日を返上して協議し、賭博関与を認めた６５人について、２１日の理事会で立ち上げる調査委員会に処分内容を判断する権限を与えることを決めた。公正な第三者機関の結論を受け、処分はその後の理事会で承認される。

　調査委員会は２１日から事実関係の把握に動き始め、同委員会が賭博関与者を事情聴取するという。メンバーには協会の吉野準監事（７５）＝元警視総監＝ら外部役員３人の就任が内定し、生活指導部特別委員会の外部委員４人も加わる見込み。

　陸奥生活指導部長はこれまで、生活指導部特別委員会の中に、賭博問題の調査チームを１６日付で設置したと説明していたが、調査委員会は協会員は１人も入らない機関。過去の不祥事での処分に、最高議決機関の理事会以外が関与するのは初めての手続きとなる。

　協会は１４日、全協会員を対象にした賭博の実態調査の結果を公表。大関琴光喜を含む２９人が野球賭博に関与し、花札やマージャン賭博、賭けゴルフなどの３６人を含め、計６５人が過去５年以内に何らかの賭博行為にかかわっていた事実が明らかになった。

　調査委員会は来週中にすべての調べを終える見通しで、協会顧問の望月浩一郎弁護士はこの日、「（野球賭博の）胴元が誰かで（処分の）性格が違う」とし、胴元が反社会的勢力の暴力団か否かで、処分の基準に大きな差が出るとの見解を示した。

　胴元が暴力団と特定されれば、寄付行為試行細則の賞罰規定で最も重い「解雇」を含む厳罰が妥当と判断される可能性もある。

(6月20日7時51分配信 サンケイスポーツ)




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　　　　　協会理事　執行部“情報独占”に不満　

　賭博問題の拡大で名古屋場所（７月１１日初日、愛知県体育館）の開催の是非が問われる中、執行部の対応に親方衆から不満の声が強まり始めた。

　２１日の緊急理事会に出席する理事の１人は「まず野球賭博に関与した２９人を（理事会のメンバーにも）教えてほしい。その中に多くの関取がいれば、名古屋場所開催についても話し合わないといけないだろうし。執行部の一部だけが情報を管理しているようでは話し合いすらできない」と情報を開示しない執行部を批判。

　緊急理事会の議題についても、いまだ「分からない」といら立ちを隠せない様子だった。

　また、ある有力親方は「今の状況では（名古屋場所の開催は）世論が許さない。２１日の緊急理事会で早く結論を出してほしい。２７日に力士が名古屋入りするが、名古屋入り後にやめるというのでは遅すぎる」と話した。

　さらに、弟子の雅山が賭博に関与していたことが発覚した武蔵川理事長の進退についても「責任を取ってしかるべき」と指摘した。

(6月20日7時4分配信 スポニチアネックス)



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